読書の記録

読んだ本について、ゆるーく書いていきます。

思考は現実化する

こんにちは。

毎朝6時半に起きたいのにどうしても二度寝をしてしまい、いつも朝後悔してしまいます。

これは自分の意思ではなく、日の出の時間と寒さのせいだと思っている高田です。

そんな自分がこの本を紹介してもいいのかと恐る恐る記事を書いています。

微笑ましくみてもらえたらと思います。笑

 

今日はナポレオン・ヒルが執筆し、全世界で1億部以上売れている大大大ベストセラーの「思考は現実化する」を日本版として販売している「あきらめなかった人々」をご紹介いたいします。

まずは人物紹介っっっ

 

ナポレオン・ヒル

・1883年にアメリカで生まれた

・15歳から地方新聞社で記事を売る仕事を始める

・そこで成功者たちに取材をしようと思い立ち、鉄鋼王カーネギーに出会う

カーネギーの仕事の一つであった成功哲学の体系化をヒルが任される

・ヘンリーフォード、トーマスエジソン、様々な偉人と出会い、成功プログラムを体系化することに成功

・そして、本書「思考は現実化する」を執筆

・全世界で一億部を売る大ベストセラーとなった

 

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はじめに 

本書で抑えておきたいキーワード脳力について

(これがわかっていないと訳のわからない話になると思います)

脳力は「脳の発揮する力」のこと。

「能力」とは「脳力」が発揮され、実践行動として表現された結果からの評価です。

脳をよく使った結果として「能力」が発揮されることになるので、脳力というのは人間の全体的な行動を決定づける土台といえる。 

(前にブレイン・プログラミングという本を記事にしていますが、そこで詳しく解説しているRASと似ていると勝手に思っています)

 

脳力=思考を現実化する力をはっきするために大事なポイントが本書で書かれています。

  

内容

目標実現のための原則

(本当は6つありますが抜粋致します)


1.目標を決める

これができないと努力することが目標になってしまう。

手段の目的化というやつ

目標を決めた後は、その目標が正しいのかどうかを見直す必要もある

これは、できるだけ具体的な目標にするということ。

 
2.目標を達成するまでの期限を決める

明確に期限を決めることで、その日までにどうやって目標を達成するか逆算が始まる。

 
3.行動を起こす

しっかり計画を立ててから行動をすることも大事だが、どれだけ考えても完璧な計画はできない。

できないことにフォーカスするのではなく、とりあえずやってみる。失敗したら改善してもう一度する。これを繰り返してブラッシュアップしていく。

(まさに完了主義の考え)

 
4.立てた目標は声に出す、紙に書き出して可視化する

決心を維持することや、自己暗示をかけるために行う。

プロスポーツ選手が試合前に「おれはできる」とか、「勝てる」などのポジティブな発言をするのはここに関連している。

潜在意識からマインドを変えていくイメージ

 

 この原則が前提として話が進んでいきます。

誰でも実践できるものなのでぜひぜひ取り組んでいきたいところです。

 

 

 成功に近づくためにできることを紹介します。

(他の人と差をつけるためにできること)

 

プラスアルファの法則

成功するための代償は1センチ余分に努力すること。

(代償を払うというのは原則の一つに入っているところです)

例えば、他の人がロボットみたいに決まったマニュアルの接客をしている中で、自分は少しだけ世間話をしてみる。例えば、いつも通っている道に落ちているゴミを一日一つ拾う。

スポーツで言えば、ランメニューでラインを踏むところをラインを跨ぐ、その差が周りとの走力の差に繋がる。的な。

その瞬間他の人よりもプラスアルファで何ができるのか考え、行動をしていくことも大事。

仕事でいえば、もらっている報酬以上の仕事をする。

この経験が後のキャリアアップや信頼獲得、その先の目標達成に繋がる。

(信頼を獲得するためにもめちゃ重要なところ)

 
積極的な心構え

つまり、ポジティブに物事を捉えるということ。

辛いことや嫌な過去があったからこそ、これから先は自分の目標を達成するために突っ走ることができる。

これが、その過去にずーっとこだわってこれから先も辛いことしかないと思っていると本当にそういった現実になる。

思考が自分の行動や未来を引き寄せるから。

ここが「脳力と通ずる部分」

 

 

本書で最も重要な部分!!!

行動が感情を動かす

熱意があるから熱意のある行動をするのではない。

熱意ある行動をするから熱意を生ずる。

(これは、W・クレメント・ストーンの言葉)

 
悲しいから泣くのではなく、泣くから悲しい

アメリカの心理学者 ウィリアム・ジェームズの言葉)

 


感情が先にあって、その行動が起きるのではなく、行動をするから感情が生まれる。

お金持ちになりたいのなら、日頃から自分がお金持ちのように振る舞う。

スポーツで上手くなりたいのなら、上手い人の動きを見てそのように振る舞う。

そうすることで自分はできるという感情が生まれる。

 
どんなにいい仕事があっても、熱意がなければ成功に結びつくことはない。

熱意は何にも優先して重要なもの。

そこに美味しそうなお肉があっても、調理器具に電源が入っていなければ料理をして食べることはできない。

電源を入れることができるのは自分だけ。

(やる気スイッチのように人に押してもらうことはできません)

 
信念は願望を現実化する原動力

信念と思考が重ね合わさると、潜在意識が活性化され、そこからモチベーションや知性が生まれてくる。

 
負けると思ったらあなたは負ける

負けてなるものかと思えば負けない

勝ちたいと思っても、勝てないのではないかと思ってしまったら、あなたは勝てない

負けるんじゃないかな、と思ったらあなたはもう負けている

というのも、成功は人の考えから始まるからだ

すべてはあなたの心の状態によって決まるのだ

自信がなければあなたは負ける

上に上り詰めるには高揚した精神が必要だ

何かに勝つためには自信が必要だ

人生の戦いに勝つのは、必ずしも最も強くて、最もすばしっこい人ではない

最終的に勝利を収めるのは、「私はできる」と思っている人なのだ

 

本書から引用

 

総括

これは最近になって常々感じていることなのですが、本当に具体的に目標を決めることは大事だと思っています。

自分は学生時代を振り返った時に、練習が終わった後は必ず筋トレや自主練をしていました。

しかし、それはただ闇雲にするだけであったり、具体的にどうなりたいかもないまま時間をかけていただけで、なりたい自分を描いていないから練習しても時間と体力を浪費するだけでした。

(自主練をすることが目的になっていた)

(以前紹介した”学校の当たり前をやめた”に出てきた手段の目的化とはまさにこれ)

目標を決めた瞬間から逆算は始まるから、できるだけ具体的に、期限を決めてどうなりたいのか思い描く。

自分の人生、一度きりなら思いっきりでかい夢を持つことが大事だと思っています。

(いい家すみたいし、毎日美味しいもの食べたいし)

さ、これからみんなも目標を持って生きていこう!!!!!!

 

次回更新予定日2月7日