読書の記録

読んだ本について、ゆるーく書いていきます。

ザ・コーチ

こんちには。

先週は更新することができませんでした!!

(忘れていたわけではない)

気づいたら時計が23時45分だったので書くことを諦めました。笑

(この瞬間まで忘れていたのは・・・)

マイペースに投稿していくので 時間が合えば覗いてみてください!!

 

ということで、、、6月に入りましたね!

いつもの近況報告からさせてもらいますと、今月は本を11冊読むことができたので合計で59冊となりました!

今年の目標の100冊まで残り41冊!!

後半戦も追い込んでいきます!!

 

さて、今日は友達に教えてもらった本をご紹介します。

内容もわかりやすく読みやすかったのでおすすめです。

(小説型自己啓発

(こういうのってすごくわかりやすい)

 

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あらすじ


主人公は可もなく不可もないパッとしない住宅の営業マン。

課長まで昇進することができず、係長で現状み不満を抱いていた。

ある日、営業で契約を取ることができずに、公園で落ち込んでいるところに老紳士と出会う。

その人との出会いがこの主人公の人生を変えていく。


もう1人の登場人物になる老紳士は有名な企業の会長。

今はリタイアしているがその業界では知らない人がいないくらいの大物であり、それでいて人格も素晴らしい人物。

主人公と毎週火曜日に公園で会い、さまざまな話をする。

 

この老紳士の教えを実行していく中で様々な価値観や考え方を見つけていく主人公の様子をわかりやすく書いている。

というのが序の序のあらすじ。

では、ざっくり内容について触れていきます!!

 


内容


結果に至る過程を見る

桜が注目を集めるのは春先の一瞬だけ。そのために一年間成長を続けている。

人で言えば、成功した瞬間にのみスポットが当たるがその過程にどれだけ学ぶところがあり、価値があるのかを考えることが大事。

結果もそうだが、経過を大切にできたほうがいい。

 


目標についての本当の知識と活用の仕方

学校では毎年嫌というほど目標を書く機会が多かった。

目標を設定することが大切と言われるけれど、そもそも目標をとは何なのかということを学ぶ機会はおそらく少なかったはず。

(辞書で調べれば出てくる意味とは別でね)


目標とは、目的を達成するために設けた目当て

目的とは、成し遂げようと目指す事柄

つまり、目標とは目的を実現するために設定するもの。

 

ほとんどの人は、目的(最終的に辿り着きたいところ)がどこかへ行ってしまい、目標が一人歩きしてしまう。

例えると、どこにいくかまだ決めていない段階で、新幹線を使うのか、飛行機を使うのか、船を使うのか考えているようなもの。

 

これが自分の中で最大の目的に到達する前に挫折してしまう原因。

目標を達成して満足していては本来思い描いていたものを忘れてしまう。

(全国優勝を目指している強豪校が県で優勝して満足することはないよね)

(弱小のチームは目先の目標に目的を見失ってしまい、満足するから成長しない)

(だから目的を毎回確認する、可視化することが大事)

 


失敗の意味づけを変える

失敗をいけないこと、悪いこと情けないことと思ってしまうと、自分の夢を追いかけるときのブレーキになる。

失敗は次回成功するための糧になること

失敗は学習するチャンス

というように意味を変えてみる。


ブレーキを外すことができれば、自分の立てた目的に向かってまっすぐ走ることができるようになる。

 

夢は人を魅力的にする

夢って一言で言うけれど、人生において最終的に行きたいところのように思い描いているものもあれば、すでに達成した夢もあると思います。

例えば、小さい頃のスポーツ選手とか、ウルトラマンみたいな夢は叶わなかった夢かまだ追いかけている夢かもしれない。

けれど、車を自分で買うであったり、めちゃくちゃうまい焼肉を食べるみたいな夢は叶った人も多いかもしれない。

こんなふうに、夢は大きいものや小さいものだけでなく、今までを振り返ってすでに叶ったものも多いと思います。

何が言いたいかって、最終目標だけが「夢」ではないということ。

経験をしていく中で夢というものはどんどん変わっていくし、その中には叶ったものと叶わなかったものがあると思う。

大事なことはそこではなく、いつでも夢を描いていること、それを追うための行動をし続けるということ。

人生しょぼくれてる人より、毎日に生き甲斐を感じている人の方が絶対応援される人物になれますよね!!

 

夢なんて簡単に見つからないし、、、

っていう人は大きなものが夢って思ってるのかもしれません。

めちゃくちゃいい旅館に泊まることも、海外旅行したいってことも、1LDKの部屋に引っ越したいなんていうのも思い描くことができれば立派な夢になります。

 

自分にバリアを張らずに思い切って目標設定してみるといい結果に結びつくかも!!

そんなふうに思える内容でした!!

 

 

総括

知識だけの人と、実践してきた人は違う。

本物に会うことが大事ってよく言われるけど、それは本当のこと。

美術でも、スマホで見るより足を運んだほうが絶対にいいし、記事を読むだけではなく、できるならリアルで会って話をした方がその人の迫力や雰囲気を味わうことができる。

行動することの大切さが物語形式でわかりやすい一冊。

 

本書では、主に目標設定の重要性とそのためにできることがかなり書かれています。

目標を決めた人が陥りがちな失敗は、作業を消化してしまうようになること。

本来、目標とは効果的な行動をしたり、行動から学習したりするための指標となるもの。

常に自分とフィードバックしあえる関係や時間の使い方をするだけでも目的に対してブレなくなっていくのかなーと感じました!

(巷でヨガや瞑想が流行った理由はここ)

(何も考えずぼーっとする時間もいいよね)

 

ゴール(夢や目標)を決める時に一番大事なところは、人と比較したり、大きさに囚われることなく設定すること。

足元にある石のようにたくさんある目標も、見上げた時に見える大きな山のような目標も、自分のモチベーションを保つために重要な要素になってくれる。

それを達成した自分がどうなるのか、それをイメージできれば仕事でもスポーツでもグッと成長できるのかなーと感じました!!

 

そして最後に、夢をかなえるゾウにも書いてましたが、夢を追いかけることだけに必死になって自分を見失ってしまうことが一番まずい状況になってしまいます。

(熱くなるほど周りって見えなくなってしまう)

そこだけは避けることができるようにしていきたいと思える本でした!!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

次回更新予定日6月20日