自己肯定感を高める子育て
こんにちは。
ここに書く時事ネタを探して5分経ってしまったので今日は何も書かないことに決めた高田です。
(毎日何しているのかあんまりわからない)
とっておきのネタがあればまた書きます。笑
さて。
今日は、タイトルに子育てと書いてありますが、子育てをしている人だけでなく子どもたちと関わっていくような職の人に読んでもらいたい一冊です!
僕も放課後等デイサービスという形で子どもと日々関わっていますが、とても参考になりました!
保育士の方、小学校の先生、中高生と関わっている先生たちにも考え方としては用いることもできるかもしれません。
ざっくりと勉強になったところをアウトプットしていきたいと思いまーす。
はじめに
脳には、プラス脳の時とマイナス脳の時がある。
マイナス脳の時に、周りな人と関わると過剰な反応をしやすくなってしまう。
プラス脳の時は、周りの人の言葉に耳を傾けて、きちんと判断し、物事を受け入れることができる。
子供と関わる上では、子どもがプラス脳でいられる時間を増やせるように接していくことが大事!!
とはならず、子どもがマイナス脳になってしまった時に自力でプラス脳に戻ることができるツールを与えることが大事。
というのも、これが自己肯定感が高まることにつながる。
ただ、勘違いして欲しくないところが、「自己肯定感を高める=甘やかす」ということになってはいけないということ。
今回は子育てという名目で書かれていますが、仕事などで子どもと関わる上でも欠かせない部分になるなと思います!
それでは、内容に入っていきます!!
内容
子どもの心理状態を表す3つのゾーン
レッドゾーン、グリーンゾーン、ブルーゾーンというものがあります。
グリーンゾーン→バランスの取れた状態
レッドゾーン→暴れてる状態
ブルーゾーン→落ち込んでいる状態
(超大雑把な説明)
これらには自律神経系が関わっています。
交感神経や副交感神経というと聞いたことがあると思いますが、この2つのバランスが取れている状態だと自分自身でいることに心地よさを感じることができます。
つまり、グリーンゾーンに入っている状態であり、プラス脳で過ごすことができているということです。
この時であれば、何かトラブルが起こったとしてもうまく対処することができます。
(気分がいい時には多少ムカつくことがあっても笑って許せる)
自分にとって嫌なこと(恐怖、動揺、怒り、恥ずかしさ)があるとバランスを保ってグリーンゾーンにいるのが難しくなってしまうことがあります。
これがレッドゾーンに入ることです。
これはまさにマイナス脳の状態。
この状態になると例えば、物を投げる、人を叩く、泣き叫ぶなどの行動が見られることが多くなります。
いわゆる問題行動というやつです。
この時、狙って問題行動を起こしているのではなく、自分で抑えが効かなくなってしまい、きちんとした判断や泣くことをやめるということができないだけなのです。
ではブルーゾーンとは?
子どもが心を閉ざしてしまうことです。
レッドゾーンとは逆で抑えられなくなったエネルギーは外に向かうのではなく、うちに向かっていく感覚です。
嫌なこと、怖いこと、危ないと思ったことからはっきりとした逃げ道が見つからない時に、この心理状態に入ることが多いみたいです。
エネルギーを発散することもできず、殻にこもってしまう状態。
心を閉ざされてしまうと、コミュニケーションをとってもらえなくなりどういう考えなのかがわかりずらいので対応がなかなかに難しい。
(経験談。笑)
子供がキレてしまった時にグリーンゾーンに戻すこと、グリーンゾーンの幅を広げることが大人の役目。
そのためにどういった対応をするべきなのか。
正解はないが、踏んではいけない地雷に関しては結構共通するものがあるのかなーと思っています。
その子にあった声の掛け方はそれぞれ。しかし、誰にでもこの言い方はよくないというものを見つけていくことができると、圧倒的に関係性を築いていく上で有利ということになります。
そのための手段を少しだけかきます!!
(全部書くと長くなるからね・・・)
立ち直る力を身につける
悪い振る舞いに対して、叱って消去を行う。
これも大事ですし、しつけにおいて必要な行為ではあると思います。
しかし、それは他者が関与しないとできないことであり、自発的にグリーンゾーンに戻るためにアクションを起こすための力は身につきません。
例えば、子どもが友達を叩いた時の声かけ
カッとして友達を叩くのはやめなさい。
怒るのはいいけど、叩くのはやめよう。叩く以外の表現方法はないかな?
というように、子どもに問題解決の仕方を考える時間を与える。
この繰り返しが大事だと書かれています。
(圧で圧倒するのは簡単)
(それでは先生の前だけいい顔をして家で暴れ散らかす子どもが急増してしまう)
(かもしれない)
思いやりを持って接することで子どもに「共感する力」を与える
相手の気持ちを考えられる子どもを育てるためには、大人がそのお手本を示さなければならない。
そして、お手本を見せるだけでなく、その意味を教える必要がある。
子供の中でそれが腑に落ちた時に、共感する力というものを身につけることができる。
(小学生以上だと俗に言う道徳心)
共感力というのは、相手の気持ちに立って考える力のこと。
大人が子どもと接していくときに相手のことを考えて接していくことができれば、その子達も自然にそういった振る舞いができるようになるのかなと感じています。
子どものうちにどんな大人と出会うかだ大事だと言いますが、自分がその大人に含まれるような生き方をしていきたいですね!!
(うまく落ちたのでここまで!!)
総括
いいことも悪いことも、まずは子どものことを認めてあげることが大事。
生活していく中で、子どもにとって楽しい時間があることも認める。辛いこと、寂しいことがあることも認める。
「もう大きいから1人で〇〇できるでしょ」や、「みんなは1人で〇〇できるようになっているよ」という声かけをしてしまうと自己肯定感は下がってしまいます。
(できないことを言われてるから当たり前ですよね、、)
これは中高生にも通じる部分があるので教育業界にいる人も意識してみるといいことかなと本書を読みながら感じることができました!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
次回更新予定日6月27日
に更新したいと思っておりますが、最近小説にハマっており、なかなか記事にできそうな本が見つからないのでまたいい本があったら紹介します〜!!
もしかしたら7月とかになるかもしれませんがゆっくり書いていきます。
ではっ。