人は話し方が9割
こんにちは。
年末に鬼滅の刃をアニメで全部見て、その2日後に映画を見に行ってからどハマりしてしまっている高田です。
(漫画も全巻読みました)
(控えめに言って3回は泣きそうになった)
鬼滅の刃の感想は記事にしないので安心してください。笑
※時事ネタに時差があるのは週一でしか投稿していないからなので勘弁してください。笑
さて、今日は
もっと会話ができればなあ、、
話し方が上手くなりたいなあ、、
そんな風に思っている方にピッタリの一冊を紹介します!!
書店でずっと気になっていたものがKindle Unlimitedで読み放題になっており、ついに読むことができました!
(拍手!!)
本書では先に結論が書かれています。
会話が上手くなる方法、それは
苦手な人との会話を避け、大好きな人と話す時間を増やす
おー!なるほど!そういうことか!よしやってみよう!
とはいきなりならないですよね。笑
どういうことなのか、ざっくり解説しながら紐解いていこうと思いますので、お時間ある方は最後まで目を通してみてください!!
内容
まず著者ははじめにはっきりと言っています。
「日本人は欧米人に比べて話すのが下手」
しかし、これに対して以前では、
日本には以心伝心の文化がある。話さなくとも通じる。
というような文化の違いがあることでコミュニケーションの違いについて反論することができていましたが、今現在の日本は欧米からの影響を大きく受けていて、もはやこれは通用しない(言い訳)になってしまっています。
(文化の違いというものがグローバル化により曖昧になってきている)
はじめに解説されているのは「いかに話すか?」と言う部分。
ここで押さえておきたいのは、話す力に必要なことはスキルではなくメンタル。
自己肯定感を上げることが第一ということです。
というのも、自分の発言が否定されて傷ついてしまった経験が誰しもあると思います。
(僕は死ぬほどあります)
ただ、何百人といる人のうちの数人から否定されたことを汲み取って自信を無くす必要はないと著者は語っています。
(たった一回で10回あった成功を忘れるのは良くない)
著者が話が上手くなるために心がけることは、否定されたくないなら自分も相手を否定しないということ。
否定しない相手に否定する人間はそうそういないということが書かれています。
(ここでは全肯定と書かれています)
(今流行りの鬼滅○刃みたいでかっこいい)
否定しない相手(全部肯定してくれる人)と話していると、相手も自然と否定することがなくなります。これを相互全肯定といいます。
こうして自ら否定のない空間に入り込み、自己肯定感を上げていくことが、話が上手くなるための第一歩だと考えることができます。
話す事の楽しさや意見を共有できる事の意義を見出すことが話が上手くなるための第一歩なのだと感じとることができます。
コミュニケーションの三原則
・人は自分への関心が1番強い
・人は自分のことをわかってほしい生き物
・人は自分のことをわかってくれる人に好意をもつ
という三原則があり、ここを意識してコミュニケーションを図ることで一気に話が上手い人になることができるそうです。
人は、自分に深く関心を持ってくれる人に心を開くことができるからこの原則を意識しておけば相手の懐に入るまでのスピードがら上がるということです!!
ということは、裏を返すと聞き上手な人が話し上手と捉えることもできます。
(よく聞き上手な人がコミュニケーションが上手いと言われる理由はこれ)
関心を持ってもらえた!と思うと心を開くことができるのに、自分の話ばかりしてしまうといつまで経っても人との距離は縮まりません。
そして、好かれる話し方以上に大切になってくるのが、嫌われない話し方。
人生を左右するコミュニケーション、人間関係の9割は話し方で決まると著者は述べています。
この理由は、人の感情は大きく分けて快か不快かのみだからです。。
初見で相手にとってこの人と話すのはしんどいな、なんか変な人だなと思われてしまうと、不快軸から快軸に戻すために相当な努力が必要となってしまいます。
では、どうすれば嫌われない話し方ができるのか。
もうここはざっくりはっきり言います。
僕が重要と思ったのはこの三点
余計な一言を言わない
相手のことを考えて発言をする
なんでも正直に言わない
これだけです。
口は悪いけどいい人は存在しない。
よく言われる「この人は口は悪いけどいい人なんだよ」という言葉。あれは嘘です。笑
言葉は、相手が頭で思っていることしか口に出すことはできません。
レモンを絞ればレモンしか出てこないですよね。
(急に他のものが出てきたらびっくりですが、、)
これと同じで、意地の悪い人からは意地の悪い言葉しか出てこない。否定的なことばかり考える人からは、否定的な言葉しか出てこない。
ここまでは著者の意見。
ただ、一つ例外はあると僕は思います。
それは、関係性の上で成り立っているイジリであったり、相手のために厳しい意見を言う場面。これは全然いいと思いましたし、おそらく相手に喝を入れるために発した言葉は、端端で温かさがあると思います。
優しくするだけで人間関係は成り立たないと思っています。
(僕はわりとズバッというタイプ)
(相手のためにを考えたときにね)
(だから広く浅くの友達は少ない)
(自虐です)
総括
自分の発する言葉は、本を読んで言葉を覚えることや、周りの人間関係によって浴びる言葉で変わってくると思います。
話し方のスキルを上げること=心を磨くこと
心が変わり、話し方が変わると人間関係が大きく変わる。
自分のレベルが上がるとそれに見合った人が周りにいてくれるようになる。
自分は言葉使いや発言の仕方を指摘してくれる人たちが周りにたくさんいて本当に恵まれていると感じています。
しかし、教養がなければ、受け入れる心がなければ、そもそもその時間は無駄になってしまいます。他者の意見を聞き入れることができるようになるには色んな意見に触れるしかないのかなーと思っています。
一ヶ月に新しく10人の人に会うのはむずかしいかもしれない。でも一ヶ月で10冊の本と出会うことはできる。
僕はコミュニケーション能力を上げるために一番大事なのは何に時間を使うかだと思っています。
本を読むのが苦手なら、映画でもラジオでもいいと思います。新しい何かに触れる時間をいかに作ることができるかだと思っています。
長くなりましたが、最後まで目を通していただきありがとうございました!!
次回更新予定日1月31日