自分の中に毒を持て
こんにちは。
去年の今頃は自粛期間だったのかー。と考え、1年経つのって早いなとしみじみしている高田です。
(全く病んでいません)
あれよあれよという間に暑くなってくることを考えると夜しかぐっすり眠ることができません。
(全く意味がわからない)
さて、今日は岡本太郎さんの著書を紹介します。
表紙がかなり、、、笑
ちなみに、岡本太郎さんのことを僕はこの本を読むまで知りませんでした。
ということで簡単に紹介します!
・芸術家であり、哲学者
・現東京藝術大学を卒業してからパリに留学
・「芸術は爆発だ」という名言の生みの親
(この紹介で分かった人は逆にすごい)
(適当でごめんなさい)
全く無知なので色々調べてみましたが、めちゃわかりやすい代表作でいうとあの「太陽の塔」を作った人物です。
パリへの留学中に唯一ピカソのアトリエに呼ばれるほどの実力があり、そこでアンチピカソを提唱し、ピカソを超えてやると意気込んでいたそうです。
お互いに惹かれるものがあり、切磋琢磨しあえる関係だったとか・・・。
(めちゃくちゃかっこいい)
パリでは芸術の他に民俗学も学んでいたそうで、独特な考え方はそういったところからも来ているのかも。
はじめに
「人生は積み重ねだと思っているようだ。僕は逆に、積み減らすべきだと思う。財産も知識も、蓄えれば蓄えるほど、かえって人間は自在さを失ってしまう」
(本書から引用)
この本は常識を破るためにということが書かれています。
普段の自分の思っていることの視点とはまた違う視点から物事を見ることができるようになる(かもしれない)一冊です。
そもそも常識ってなんなんだ。
誰がそんなことを決めたんだ。
ちょっと哲学っぽい内容にもなりますが、普段とは違う刺激を得られる一冊。
先に言っておきますが、今回の記事は要約はほとんどしていません。
ただの僕の感想文兼備忘録なのでここで読むのをやめてもらってもいいです。
(でも読んで欲しい気持ちは120%あります)
ただ、どんなことを感じたのかであったり、多少書いてある中身のことが気になる方はぜひ読んでみてください!!
(そしてその時間損をさせないように時間をかけてまとめさせていただきました)
ではさっそく、内容に入っていきます!
内容
本書の大きなテーマ。
自分にとっての本当の生き方とはなんなのか。
常識を打ち破る。タイトルでいう常識人間を捨てるとはどういうことなのか。
ここを追求すべく、本書は進行していきます。
挑戦して負けたもの、挑戦しなかったものには大きな違いがある。
挑戦したものには、再挑戦する資格がある。
負けた学びから次勝つための努力ができる。
でも、挑戦することから逃げてしまったものには、そこからの学びがない。
ステージを降りるということは、自分で自分の可能性を閉じるということになってしまう。
人生は自分との戦い。
つまらないものでも、自分が情熱をかけて打ち込めばそれが生き甲斐になる。
学校などの教育の中で、社会の枠にはめられて、いわゆる個性のない「みんなと同じ」が良いとされる世間の中で常識通りという言葉でがんじがらめにされてしまう。
これをいわゆる大人と呼ぶ。
自分のコンプレックスを隠す生き方、ある意味好奇心のない生き方で本当にいいのか。
そんなところもグサグサと刺してくる。
本書の中身はこういった自分たちが普段考えていることとは違った視点から岡本太郎さんの意見が書かれています。
全部鵜呑みにする必要は全くないと思います。
ただ、こんな考え方の人もいるということ、生半可な経験ではないからこその視点があるということを本の中から感じ取ることができます。
今回は中身を書きすぎるのはナンセンス(というかできない)と思ったのでもう総括に入らせていただきます・・・笑
(決して手抜きではありません)
総括
命をかけて運命と対決する時、切実にぶつかるのは己自身。
己が最大の味方であり、また敵なのである。
これは表紙の裏に書いてある言葉です。
(控えめに言ってかなり痺れた)
結局、やるかやらないかを決めるのは自分自身であり、やると決めた時の最大の見方は自分。
いや、でも難しそうだし、失敗したらどうなるか、、、と囁いてくるのも自分。
どちらの自分を味方につけるのかというところはすごく考えさせられました。
(文で見ると明らかに前者じゃんって思う)
(決断することが難しいのは事実)
自分の考え方を変えるというのはとても難しいことだけど、物事の捉え方を変えるというのは意識するだけでもできると思っています。
(あくまでも個人の意見)
そういったところをグイグイと考えさせられる良い意味で衝撃的な本でした。
そしてやっぱりこういう人は、相当な時間を自分のために打ち込むことができている。
やった分だけアドバンテージを取れるというのは間違い無いのに、成果が出るまでの時差で諦めてしまう人が多いのも事実。
その時間をかけることができないからそもそもやらないを選択してしまう人がいることも事実。
もちろん、これが悪いこととは思わないし、自分がその選択をできているとも思えない。
ただ、本当にやり込む人はここまでやり込むという基準を自分の中で持つことは、ある意味モチベーションになるのかなと感じています。
結果が出る前に辞めてしまうから失敗。
出るまでやり続けたらそれが成功になる。
誰かが言ってたこんな言葉はある意味核心をついているなーとこの本を読みながら感じました。
自分の感性が低いので全部を言葉で表すことができないのが悔しいので、是非みなさん読んでみてください。笑
最後まで目を通していただき、ありがとうございました!
次回更新予定日5月2日
(ゴールデンウィークなのでもしかしたら忘れてるかも・・・)
あたらしい問題解決
こんにちは。
暖かくなってきたと思ってヒートテックをしまった途端に再び寒くなって凍えております。
ちなみに今日はエアリズムにパーカー。
(チャリがきつい笑)
さて、今日はふらーっと書店を回っていたときに見つけて気になっていた一冊を紹介します!
時代の変化に対応するための新しい思考法について書かれているので、タイトルは「あたらしい問題解決」となっています。
(あくまでも個人の意見)
はじめに
本書の冒頭や表紙でも書かれている「論理的思考だけでは出せない答え」を導くというフレーズ。これを実行するために大事なポイントが3つ挙げられています。
・Sense(問題を直感で掴み)
・Segment(解決可能な課題に切り分け)
・Story(解決策を腹落ちさせる)
3つのSと呼ばれています。
これが、本書でのキーワードとなっており、この3つを深く解説してくれる形で進んでいきます。
ではでは、時間がない人のためにこれを短く要約していきます!!
仕事や日常でも知っておけば得するなーと思う考え方だったのでぜひ目を通してみてください(^^)
内容
まず初めに知って欲しいことが論理的思考には限界があるということ。
論理的思考ってそもそもなんやって人は学校で習うような、答えがひとつしかないものはほぼこれに当たると考えてもらえるとわかりやすいかと思います。
なんでそこに限界があるのか、手短にまとめると理由は2つあります。
・時代の変化によって答えが変わってしまうこと
時代の変化によって答えが変わってしまうことは歴史を見るとわかりやすいと思います。
例えば、僕らの世代なら誰もが知っている聖徳太子が実はいなかったんじゃないか説が浮上したり、鎌倉幕府は1192年に成立したわけではないと言われていたり、、、
こういったように新たな研究で変わってしまうことが多いから論理的思考のみで生きていくのは難しいと考えられます。
(もちろんロジカル思考も大事)
・AI(究極の論理的思考)がかなり発達してきていること
AIの発達により、単純なパターンを覚える作業や勉強では人間は確実に負けてしまうことがもうわかっています。
(記憶力が違いすぎる)
この限界を打ち破るために、最初に紹介した3つのSが出てきます。
一つずつざっくり説明させてもらいます!
○問題を発見するためのSense
センスとは、簡単に言うとバランスがとれていること。
(ファッションで考えるとわかりやすい)
物事の適切なバランスを感じ取り、最適化していく能力だと著者は記しています。
ただ厄介なのがこのセンスにはつかみどころがないということ。
オシャレな着こなしにはいろんなパターンがあるように、これが正解!というものはありません。
しかし、Senseというものは磨くことができるのも確かです。
そのために自分の中で持っておくべきものが、平準点と合格点です。
平準点とは、世の中の平均を指し示すポイント。
合格点とは、その分野の専門家やマニアが認める水準。
この2つを知っておけば、センスを身につけ、問題を発見する力を身につけることができます。
(長くなるので例えは書かないでおきます)
(本書で出てくる秋刀魚の例えがめちゃくちゃ面白いから読んでみて)
○解決可能に切り分けるSegment
問題と課題の違いを知る
問題とは、「あるべき姿」を阻害されている状態
課題とは、その阻害要因を解消するために解決するべきポイント
「問題」から適切な「課題」を導き出すことが大事。
(病院に行くときのことを想像してもらえるとわかりやすい)
(体の不調【問題】の原因を、医者に見つけてもらい処置してもらう【課題】的な)
セグメント(課題を切り分ける)を行う時に大切なこと
手短にズバッと書いておきます。
課題を切り分ける際に意識することは、固定概念にとらわれないこと。
状況にあった適切な視点を持ち、一番効果的なものはどれかを選択することが大切です。
本書の例えでいうと、ケーキの切り方は色々ありますよね。
6人で誕生日パーティーをしている。
主役に多めにとらすのか、均等に分けるのか、主役が多めに取った後はじゃんけんで大きさを決めるのか、、、などなどあげればキリはありません。
自分の中に均等という概念がもしも入っているとしたら、そこにとらわれない発想もできるようにしておくと、仕事でも転用できるようになってきます。
(転用っていうのはすごく大事なことだと個人的に思っています)
○解決策を腹落ちさせるStory
人の心を動かすには「ストーリー」が必要。
誰でも小さい頃から見ていた絵本やアニメ、テレビドラマなどで心を打たれた経験はあると思います。
これは社会人になっても通ずるもので、ストーリーがあれば、時にはロジック(論理的)よりも高い効果を発揮することができます。
(感情を動かされるものに人は動く)
(ジョブズのスピーチなんていい例)
心を打つ優れたストーリーの特徴
・未来を想像できるもの
・聞いた人の心に残ること
・アクションにある程度の融通性があること
なんてものが挙げられています。
なんとなく想像できるものではあるかなーと思ったので紹介程度に、、笑
総括
新型コロナウイルスの蔓延によって遠い先に来るはずだった未来の形や仕事の仕方はすぐそこまたは現代にまでやってきました。
こうしたスピード感のある時代の変化についていけるように自分の考え方をアップデートしておくのはすごく大事なことだなーと本書を読んで学ぶことができました。
実際にこの本の考え方を身につけることができるのか、生活に落とし込むことができるのかは人それぞれだと思っています。
しかし、こうした考え方、時代になってきたということを知っているのと知っていないのでは確実に差が開いてくると思っています。
(これは憧れの西野先生もよく言っている)
難しい内容の本でしたが、わかりやすい例えがありとても読みやすかったです〜!
気になった方はぜひ読んでみてください!
(関西にいる方は連絡くれたら本かします!!)
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
次回更新予定日 4月25日
自分を操る超集中力
こんにちは。
二日連続でバスケの試合があったため体がバキバキに痛んでおります。
社会人になってもダブルヘッダーなんてあると思っていなくてかなり疲れました・・笑
(そんな出てないけど)
この疲労感は久しぶりでちょっと気持ちいいもんです。
(Mではないよ、言っておくけど)
さて、今日もメンタリストのDaiGoの書かれた集中力についての本を記事にします。
(2週連続!!)
はじめに
集中力で、一年は13ヶ月になる。
このフレーズが冒頭から出てくるのですが、こんな文を見たらまずどういうことか読みたくなりますよね。
(僕はなりました)
(完全にメンタリズムに操られています)
集中力を自在に操れるようになると、その24時間でできることに圧倒的な差が生まれる。
本書では、脳科学の観点と心理学の観点からここを紐解いていきます。
では早速内容に入っていきます!
内容
集中力を高めるためには、まず集中するための原則を知ることから始める。
というのも、これは全て脳が行なっていること。
集中力の高い人というのは、短い集中を何回も続けているわけで、どんな人でも一定の長い時間を集中することはできない。
例えるなら、RPGゲームで魔力的なもの使うとそのゲージって減るじゃないですか。
あれです。
集中するとゲージが減っちゃうんです。笑
しばらくすると回復してくるので、もう一度そこのゲージから技を出せるようになるものと似ていると考えることができます。
(脳の場合は休息です)
(寝るとか、リラックスするとか)
本書ではそのゲージのことをウィルパワーと記しています。
・無意識の行動と意識的に行う行動
人間は何かを判断するときに一番ウィルパワーを使っているそうで、そもそも選択するという行為の回数を減らすことが集中力を長く持続させるために必要と書かれています。
ここで出てくるワードが意識と無意識なのですが、例えばやったことのないスポーツをする時ってかなり意識して体を動かさないとうまくできませんよね。
サッカーをしたことのない人がリフティングをするときにどれだけ意識しても力加減ができないあれです。
(僕もその一人)
(誰が運動音痴や)
でも、得意なスポーツなら意識しなくてもある程度できるからそこまで疲れずに続けることができますよね。
(僕ならバスケのドリブル)
意識してする行動を減らし、無意識でできるようにルーティンや環境を整えることが集中力を持続させるポイントだと本書で書かれています。
後ほど詳しく集中力を高めるエンジンとして紹介します。
・そもそも人間の脳は集中できないように作られている?!
これはずーっと昔からの名残のようなものらしく、いわゆる本能のようなものです。
狩猟時代は、いつ肉食動物に襲われるか分からない中で狩りや採集をする必要がありました。
ここで、目の前の水源や植物に集中してしまい、水や草を食べる・採るという行為をしてしまうと、多方向に注意を払うことができずすぐに襲われてしまいます。
こういった人間の本能から考えても、集中というものは実は長く続かないようになっているのです。
(一点集中は事故のもと)
集中力を高めるエンジン
・場所
集中する環境をまずは作る必要がある。
家で勉強ができないという人は、刺激や誘惑が多いから集中ができない。
リラックスする部屋と勉強する部屋を分けることや、勉強するときは机の周りに何も置かず、ペンなどの道具だけにすることで集中力を高めることができる。
あとは場所。
例えば、少し雑音のあるカフェの方が図書館よりも集中力は高くなりやすい結果が出ている。しかも工事現場近くのうるさいところと図書館での集中力はほぼ同じになったそうだ。自分にとって集中できる環境を見つけることも大事。
・感情
集中力を高めるために喜怒哀楽も味方にする
悔しいから頑張る、見返してやるために努力するといった怒りのエネルギーは、目標達成や問題解決の原動力になる。
喜び、楽しさは想像力を高め、意思決定を速くする。
逆にいうと、気分が乗っている時にセールスを受けてしまうと、その場のノリで返答してしまう可能性もあるため注意が必要。らしい。
事業を成功させたばかりの経営者が投資詐欺に引っ掛かるのはこのタイミングを狙われているからだそうです。
哀しみは、人を注意深くするため冷静に判断することができるようになる。
感情も味方につけることが大事。
・睡眠
睡眠でよく言われるのは、7時間眠りましょうというところ。
もうここは書かなくてもなんとなくわかってると思うし、調べればいくらでも出てくるので気になったら調べてください。笑
(投げやりでごめんね)
今回、睡眠の部分で紹介したいところはパワーナップというテクニック。
これは、簡単にいうと昼寝のことです。
日中に眠たくなった時に15〜20分の軽い睡眠であったり、目を閉じてじっとすることで脳の休息を得ることをパワーナップと言います。
これは夜の睡眠の3時間に相当する回復が得られるので、ぜひ活用して欲しいテクニックです。
(眠いときの根性論は効率が悪い)
総括
ザッとまとめて記事にさせてもらいましたが、この他にも集中するための方法やテクニックが心理学、脳科学の観点から書かれています。
しかも、集中力を効率よく発揮するための時間術も書かれている(今回は書きませんでしたが、すごいこと書いてる)ので、自分のライフスタイルと照らし合わせて考えてみるのも面白いかもしれません。
とりあえず僕は、引き続き朝の時間を有効に使えるように自分の生活をコントロールすることを心がけようと再認識することができました。
(「春眠暁を覚えず」に負けない)
集中力を高める、維持するトレーニングなどについては本書でより詳しく解説されているのでぜひ読んでみてください!!
最後に、DaiGoの書いてある本は読みやすいし、かなり面白いです!
本人が本をめちゃくちゃ読むので説得力もあります。
この他の本もおすすめです・・・
また機会があれば記事にさせてもらいます〜!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
次回更新予定日4月18日
運は操れる
こんにちは。
3月は本を11冊読むことができ、40冊に到達することができました。
3ヶ月経過で40冊なのでなかなかハイペースで読めるようになってきたと感じております。
(この報告がいるかいらんかは置いといて)
(数値にするとモチベーションが保ちやすいですな)
4月も読みまくります!!
さて、今回は運にまつわる本を、誰もが知っているであろうメンタリストのDaiGoが執筆している本をご紹介します。
はじめに
メンタリストのDaiGoについては有名人なので書きません!!
(面白い経歴なので興味があったら調べてください。笑)
いきなり結論っぽくなってしまうのですが、運のいい悪いは統計的にみて50%の確率です。
つまり、いいことがあれば悪いことも起こり、悪いことが起こればいいことがその後に起こるのです。
ここで、運がいいか悪いかで変わってくるのは捉え方の部分。
500円拾った!ラッキー!の後に、道に落ちていたガムを踏んでしまった。
この時に、まあ、500円拾ったし。と思うか、
うわ、ガム踏んだ。最悪。もう今日は家でNetflix見て引きこもろ。と思うのか。
(例えが極端ですが)
確率は半分と決まっているのだから、運がいい、ラッキーと自分の中で気づくことが多くできると、自然と運がいい人になっていくのです。
(じゃんけんなんていい例えになるよね)
(重要な局面で勝つと自分は強いと思えるもん)
そこを前提にして、運をコントロールするためにできることが本書では書かれています。
では、内容に入っていきまーす。
内容
運を操る力を鍛えていくには、運というもののとらえ方を変える必要がある。
重要だと思った運にまつわる5つの真実をピックアップ
1.ツキが来ている?
ギャンブルなどで連勝している人に対してツキが来ているという表現をしますが、これは間違いだと著者は解説しています。
理由は、勝ち続ける人は「次は負けるかも」と思い、大きな勝負をしないから損害も小さく勝ち続けているように見える。反対に負け続けている人は取り返そうとしてリスクを冒すため、負けが重なった時にツキがないように感じてしまう。
ここで言えることは、運は何も支配していないということ。
運じゃないなら何が違うのか。
本人の積み重ねた努力と、勝負どころを見分ける経験。
(例えはギャンブルだけど、それ以外のことでも通ずること)
運のいい状態にある人は、他の人よりもたくさんのことを何度も試している人たち。
試す回数が多いから成功する回数も増えていくってことですね。
(継続の大切さ)
2.宝くじにあたれば幸せになれる?
試す回数を増やせってことは、宝くじを買いまくる行為は無駄ではない!
と考えることは間違いではないと思います。
しかし、知っている人もいるかもしれませんが、宝くじの高額当選が全て幸せに直結するかというと、統計学的にそうはなっていないのが現実です。
(それでも当たって欲しいとは思いますよね)
(僕ならどんな真実があろうとも当たって欲しいと思います)
多くの高額当選者が大金に目が眩み、浪費による浪費を積み重ねて破産することが多いということがアメリカの研究でわかっているようです。
転がってきた幸運を活かせるかどうかは、運を味方にする準備ができているかで決まる。
全く働いたことのない子供に100万円渡してしまうと良くないことが起こってしまうことは容易に想像できます。
自分でコントロールできないものに身を預けた状態でいると、いつも不安を抱えることになってしまう。
「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えるべき」というのは、ここに繋がってきます。
(お金を稼ぐことの表現でよく使われるものですね)
3.スピリチュアルを信じると幸せになれる?
結論から言うと、ブレスレットや幸運グッズなどのスピリチュアルで運が開けることはない。
自分は不運だと思ってしまう人ほど、こういったグッズに頼ってしまう。
まずは考え方を変える必要がある。
根拠のないものに頼って満足するのか、今できる努力をするのか。
運のいい結果が来そうなのはどっちでしょうか?
4.幸運、不運は生まれた環境でほぼ決まる?
生まれ持った環境は、10%しか幸福度を左右しない。
「〜なら幸せなのに」「〜みたいになれたら幸せだろうな」はただの現実逃避。
大事なことは自分でコントロールできるかどうか。
5.運は自分でコントロールできない?
運は、自分でコントロールすることができる
自分の幸福度はどうやったら上がるのかを考え、そこにいくまでの行動を続ける。
運を意識しながら行動や生活習慣を変えることが、結果的に幸運を引き寄せることになる。
運を操る力とは、考え方を変え、行動を変え、習慣を変えることで、「当たり」を引く可能性が確実に高くなる。
ここで多く書かれている言葉が、自分でコントロールするというもの。
好きなアーティストのライブのチケットを当てたいなら一人で応募するのではなく、家族や友人に頼って応募してもらえれば当たる可能性は高くなることは分かりますよね。
そもそも当てるためにできる事を考えて行動をしないと、当たる確率を上げることはできない。
結局、自分を変えることが成功への一番の近道なのかなと思っています。
成功や正しさ、安全への強いこだわりが、結果的に不安を駆り立ててしまっているのかもしれない。
不安を遠ざけるための「スリー・グッド・シングス」
一日の終わりに、今日良かったことを3つ挙げる。それを一週間、一ヶ月と続けて、今週のベスト、今月のベストを選んでいく。
こうすることで、良いことへのアンテナを貼ることができ、一日の期待感が高まっていく。
自分の周りに幸運の種はいくつも落ちている。それに気づけるかどうか。
間違いなくこれに気づくためには、アンテナを貼るしかない。
総括
本書は、運を良くしたい。僕はなんで運が悪いんだ。と思っている人に、この本を読めば運が良くなるよ!というものではありません。
しかし、理論的に運を自分でコントロールすることが書いてある本書は、今の自分よりも少しでもチャンスを掴むためにできることや考え方が書かれているので参考になる部分はたくさんあると思います。
金運をあげるには、臨時収入に期待するのではなく自分のお金の使い方を知るということ。
浪費でなく、投資を繰り返せば必ず自分にリターンはやってくる。
対人運をあげるには、人との出会いを期待して待つのでなく、より多くの人と出会い、自分にとってプラスになる人が一人でも増えるようにすること。
運の良さというのは、ただ単に起こる偶然ではなく、努力によって確率を高める行動によってコントロールすることができる。
全ての努力が夢を叶えられるわけではないが、起こした行動が確実に現実を変化させることができる。
アクションに対してのみ反応は起こる。
そして最後に、占いが好きな人ならよくラッキーアイテムを見ているかもしれません。
本書で書かれているラッキーアイテムは少し違います。
ラッキーアイテムとは、自分のお気に入りのもの。
お気に入りの服を着れば、誰かに会いたくなる。
お気に入りの靴を履けば、外に出かけたくなる。
お気に入りのノートを買えば、何か書き込みたくなる。
自分の行動力に火をつけてくれるものにお金を使うというのが、一番手っ取り早い自己投資になるのかもしれませんね。
さ、今日から運も味方につけられるように行動していきましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
次回更新予定日4月12日
本を読む人だけが手にするもの
こんにちは。
桜が綺麗な時期になってきましたね〜。
皆さんはお花見には行かれましたか?
大阪に来てからコロナもあってなかなか出かけることができていないので今年こそは桜を見にいきたいと企んでいます。
(今日の雨で散らないことを祈っております)
さて、今日は本を読むことについてかなり勉強になった本を紹介します。
(読書術や、読むとこんなことがあるよねという観点よりさらに深く書かれている本です)
ちなみに、藤原和博さんの本はかなり面白いので他のものもおすすめです。
はじめに
いきなり重要なところをお伝えします。
ネットが発展している今は本で情報を得なくて良いじゃんって思っている人。
深く論理的な思考をする上では、本は絶対に欠かせないものになってきます。
なんでネットじゃなくて本を読むことが今の時代に求められているのか。
そういったところも本書で深く書かれていますので、どうぞ最後まで目を通してみて下さい!
(まあ、簡単にいうとあれですよ)
(辞書引けば他の単語も目に入ると教えてもらった小学生時代)
(例え雑だけど、勘の良い人はこれでなんとなく本とネットの性質の違いがわかるはず)
・・・
では早速内容に入って行きましょう!!!!
内容
キーワードは成長社会と成熟社会。
一昔前は成長社会の中にいた日本だったが、現在では成熟社会を迎えている。
成熟社会を迎えている日本でなぜ読書をしなければならないのか。
ここを本題として本書は進行して行きます。
そもそも成熟社会ってなんだ?
20世紀までは成長社会と呼ばれ、「みんな一緒」という時代。
ぶっちゃけて言うと、何もしなくてもある程度の幸福度(一定の暮らし)は約束されていた時代。
21世紀は成熟社会と呼ばれ、「それぞれ一人一人」という時代に変わってきた。
自分から動かないと仕事は無くなっていってしまうし、何もしないと幸福度は徐々に下がっていってしまう時代。
(電話で例えると、一家に一台の黒電話から1人一台のケータイに変わったのと同じ)
(だからなんだ)
(例えになってねえ)
そして、「それぞれ一人一人」の幸福を掴むための軸となる教養は、自分で獲得しなければならない。
そのためには読書が欠かせないところに行き着く。
ではでは、なぜ読書が欠かせなくなるのか。
それは教養を身につけるために行き着きます。
親が教えてくれる教養は、親の生き方であり、親のやり方。
(かなりズバッときられます)
何もしなくてもある程度の幸福は約束されてた時代を駆け抜けてきた人たちであり、その人たちにとって、これからの成熟社会というのは未知の領域。(らしい)
だからこそ、人生の糧を得る手段として読書をする必要があり、教養を磨く必要がある。
(時代の変化についていくためにはその時代の先駆者から学ばなければならない)
(しかし、自分たちの周りにそういった人がいることはほとんどない)
(だから本から知識を得る必要がある)
読書をするだけで10人に1人の人材になれる。
読書は、受動的にインプットするラジオやテレビなどのメディアと異なり、能動的に情報を取りにいくことができる。
アクティブ・ラーニングに適したメディアといえる。
成長社会と成熟社会は「あるもの」で例えることができる。
それは、ジグソーパズルとレゴブロック。
(いわゆる思考の話になります)
ジグソーパズル型の思考では、一つの正解を早く正確に導き出し、パズルを誰よりも早く作れるような人材を求めて教育を行なってきた。
ここでの問題点は、二つある。
・正解の面しか作れないこと
・途中で変更が効かないこと
(模範解答は作れるが創造力はないイメージ)
(正解は一つしかないと思って続けてしまう)
ただ、成長社会では、これで良かったのも事実のようで、決まったことを決まった時間に決まった分だけしっかりできることが美学だったし、僕たちも学校ではみんな同じで目立たず、朝礼から終礼までを無難にこなす子供達が正義だった。
成熟社会では、自分から道を切り拓ける人でないと生き残っていけない。
(クリエイターやYouTuberが出現してきたのはこの変化にも関係していると思う)
レゴブロック型の思考で言えば、組み立て方は知恵の分だけ広がっていく。
一人一人が自ら納得できる解をつくり出せるかどうかがここから先は重要視されてくる。
(本書では納得解と言われています)
そして、このレゴ型思考を身につけるために本書で推奨されているものがもうお分かりの通り「読書」ということになります。
本書での言葉を借りると、読書をすることは、「他人の脳のかけらを繋げることで、脳を拡張させる」ということ。
一人の人生で、自分が見たり聞いたり体験できるものには限界があります。
だからこそ、他人が獲得した経験を自分の脳に繋げるためには読書が必要。
拡張することができれば、自分の持っている脳だけでは創造できなかったことや受容できなかったことができるようになってくる。
と、筆者は記しています。
成長社会で求められていた能力は情報処理能力。
いかに早く正解を導き出すかといえ、アタマの回転の速さが求められていた時代。
成熟社会で求められている能力は情報編集力。
身につけた知識や技術を組み合わせて「納得解」を導き出す力。
ジグソーパズル型思考の正解は一つという考え方から、レゴブロック型思考の組み合わせかたは無限にあり、正解は一つではないというところに繋がっている。
ここまでで、大事だと思ったところをざっくり要約させてもらいました。
ここからさらに踏み込んだ話も本書では書かれているので、興味のある方はぜひ読んでみてください!
総括
本書を読んで感じたことで一番大きい部分が、教えてもらうだけではその人レベルまでしかなれないということ。
結局自分から情報を取りに行ける人にならないと、教えてもらうだけでは成長できる上限っていうものは決まってしまっていると感じることできました。
自分から情報を得るためにできることはどんなことがあるのか。
考えながら生活ができると面白いかもしれないですね!!
ここで、本書に出ていた例えを一つ。
あなたは面接官です。
電車に乗っている光景を見た時に、スマホをいじっている人、居眠りをしている人、ボーッとしている人、本を読んでいる人がいたとして、自分が採用したくなるのはどんな人物でしょうか?
今、頭に思い浮かんだ人物になれているでしょうか?
「あ、やばいな」と思ったらすぐに行動してみましょう!
一冊買うなんて、外食を一度我慢したらできることです。
趣味としての読書から、人生を切り開くための読書へ。
(本書から引用)
ということで、読書の重要性をマインドの部分以外のところから書かれている「本を読む人だけが手にするもの」を紹介させていただきました!
藤原和博さんについても興味があったら調べてみてください〜!
最後まで目を通していただきありがとうございました!
次回更新予定日4月4日
エッセンシャル思考
こんにちは。
先日、自分の好きなバスケのブランドの速攻で売り切れたバッシュを再販で購入することができ、これは一年間頑張った自分へのご褒美だと言い聞かせている高田です。
(平たくいうとballahoric)
(完全にコレクション化されてる)
ちなみに、外履きも買うことができました。
拍手!!
ということで、今日は最小の時間で効果を最大にする考え方にアプローチすることができる本をご紹介します。
(本の帯でDaiGoが大絶賛してる)
あれもこれもやって時間がない!という人におすすめの一冊です。
「今の自分には何が重要なのか」「何が最優先事項なのか」を考えて成果を生むためにアクションを起こすことについて解説されています。
あらゆる物事をシンプルに考えて、必要なものと不必要なものに分けて不必要なものは削ぎ落としていく。といったような考え方になっています。
(ほとんど結論を言っていますがめげずに書いていきます)
はじめに
エッセンシャル思考は、より多くの仕事をこなすためのものではなく、やり方を変えるためのもの。
そのためには、3つの思い込みを克服する必要がある。
・やらなくては
・どれも大事
・全部できる
この思い込みを、
・やると決める
・大事なものは滅多にない
・何でもできるが、全部はやらない
というふうに変えていく。
(本書では真実に置き換えると書かれている)
まだまだこれだけだとどういうことかわからないので、さっそく内容に入っていきましょう!
内容
エッセンシャル思考の考え方として、内容がかなり多いので、自分的にここは抑えておきたい!伝えたい!というところをピックアップして書いていきます。
(冒頭の3つの思い込みとリンクして考えていけたらと思っています)
やることの取捨選択を行う
例えば、仕事で何でもかんでも「やります!」と言って仕事を引き受けてしまうと、本当に重要なことに使うべきエネルギーがなくなってしまうので思うような結果が出せなくなってしまう。
それだと自分自身にも負荷が大きくかかってしまうため、充実感も得ることができず負のスパイラルに陥ってしまう可能性が高くなる。
エッセンシャル思考では、まずやるべきことを見極め、正確に判断しやり遂げることが重要。
つまり、
自分で優先順位を決めなければ、他人の言いなりになってしまう。
選ぶことの大切さ
これを意識するためには、捨てることを知る必要がある。
いつか着るかもしれないからと思ってクローゼットに入れた服。
着ることがないのに置き続けているとどうなるでしょう?
クローゼットがパンパンになって収納することができなくなりますよね。
これはクローゼットの整理整頓が例えになっていますが、この考え方は人生にも仕事にも通ずるものがあります。
なんでも持っておくことは効率を悪くしてしまう。
全部やろうとすることは自分のキャパを超え、作業効率を悪くしてしまうのです。
ただ、これは理屈では当たり前だし、こうして文字化すると当たり前のように聞こえますが、これが案外行動にできていない人が多いと本書で書かれています。
なんでも自分でできると思ってしまっていると、自分で自分の首を絞めることにつながってしまう可能性が高くなってしまいます。
(自分もそちら側の人間ではあります)
必要なものを選ぶ取捨選択の力、そことプラスして、不必要なものを捨てる力もエッセンシャル思考には重要となってきます。
そして、このエッセンシャル思考は知っていると実践できるは全くの別物と著者は記しています。
というのも、優秀な人ほど、上司やその他いろんな人から仕事を振られる、頼られるシーンというのは多くなり、これを断らずに引き受けることが多いと思います。
選択肢が増えてしまうことで、結局自分の方向性ややりたいことを見失ってしまいがち(らしい)です。
(成功のパラドックスというらしい)
ここで非エッセンシャル思考の人は、やることの取捨選択ができていないから全部やろうとしてしまいます。
エッセンシャル思考の人は、自分の中でやるべきこととそうでないことが整理されているため、断ることができる。
意味のないことに時間を割かないことが、エッセンシャル思考の人の特徴ともいえますね。
そしてこのエッセンシャル思考に関しては、本を読み、知識として理解することはできるのですが、実行することが難しいというなんとも厄介な特徴があります。
しかし、「うーん、意識することが多くてめんどくさいなあ」と思ってしまうほどの決まりをきちんとこなすことができれば、その初期投資を回収できるだけの効率の良さを手にすることができると感じることができました。
総括
誰の中にも、エッセンシャル思考と非エッセンシャル思考はある。
問題は、どちらがメインなのかということ。
少し意識してみるだけで、自分の行動は変わってくると思います。
より少なく、しかしよりよく
何が自分にとって必要なのか見極める力というのは、これから先重要な能力だと感じることができました。
そして考え方を知り行動を変えるということは、何にでも通ずることなので、エッセンシャル思考以外のことでも転用すれば確実に自分の力になると思います。
今の時代は情報化社会が進み、とても便利な時代と言えるようになりました。
しかし、その反面オンラインでいつでも人と繋がることができるから自分一人で集中してら考える時間であったり、スマホやパソコンで退屈凌ぎをする時間もできてしまっているのも事実です。
「暇がない」というのはいいことだと思っていましたが、遊ぶ時間も、一人で考える時間も作れないというのは、想像力であったり、リラックスする時間を削ってしまうことにつながります。
(ビルゲイツも一年に2回、一週間仕事をせずに好きなことをする時間があるらしい)
効率良く、成果を上げるためには無駄だと思ってしまっていることにも目を向けること。今やるべき重要なことを見極めて、取り組むことが大事だと思える本でした。
本書は、難しい内容となっています(落とし込むのにかなりゆっくり読み進めました)が、難しい言葉を並べるだけでなく、それに伴ったストーリーも一緒に書かれているので状況を頭に思い描きながら読むことができました。
(結果、わかりやすい)
目的意識を持って読めば大きな財産となる一冊になると思いますので、ぜひ家の本棚に置いていつでも読めるようにしておきましょう!
(著者から金もらってるのか?!)
(変な宣伝の仕方だ)
最後まで読んで頂きありがとうございました!
次回更新予定日3月28日
習慣が10割
こんにちは。
新しいことを始めたいと思い、最近プログラミングの勉強を始めました。
(1ヶ月で模写である程度はできるようになってきた)
(自分で書けるように理解を深めないと・・・)
ITスキルは壊滅的ですが、スクールに通わず独学でどこまでいけるか。挑戦してみたいと思います。
とりあえずその方面に詳しい方いれば連絡ください。
めちゃめちゃ教えてほしいです。笑
(形から入るタイプなのでMacBook Proまで購入)
(ブルーライトカットメガネも買ってやる気満々です)
さて、そんなこんなですが今日は「習慣」について書かれた本を紹介します。
(あえてスクショではなくiPadも写してみる)
はじめに
タイトルの意味を理解しておきましょう。
習慣とは、自分でこれをやると決めたことを、コツコツ続けていく力のこと。
どんな習慣を身につけるかで人生が決まっていく。
だから、習慣が10割。
本書では、習慣とは何なのか、習慣化するポイント、脳にアプローチして強力な習慣を作る方法が書かれています。
内容
今の自分は「過去の習慣」からできている。
仕事が続かない。
デートしても会話が盛り上がらない。
「こんなはずじゃないのに」と思ってしまうことは日常の中で多々あると思います。
ズバッと一言で言うと、
今の自分を作り上げたのは自分自身。
過去の言動や行動、思考などの積み重ねが今の自分を作り上げている。
生まれ持った才能や性格だけで人生は薔薇色になるわけではないのです。
いやいや、男前でスポーツも勉強もできて面白い人は生まれた時からそうなんじゃないの?って思っちゃう人もいますよね。
安心してください。
生まれた瞬間から勉強ができる赤ちゃんと勉強ができない赤ちゃんの2択が存在しないように、生まれつきの才能というものは存在しないのです。
(よく一流のスポーツ選手が血の滲む努力をしていたというのはそこの部分)
(華やかな成績だけを切り取って、才能という言葉で片付けてしまうのはよくない)
あえて2択をあげるのであれば、「コツコツ続けられるか」「続けられないか」の2択になってくると僕は思います。
そもそも習慣って何なんだ??
歯磨きをするときに、今日は歯を磨いてから寝ようとか考える人はいないと思います。歯を磨いてから寝る、または朝起きて出かける前に歯を磨くということは当たり前のことになりすぎて無意識でやっていることです。
これが習慣です。
習慣は、効果が出るのにタイムラグがります。
2日や3日続けても効果が出ることはほとんどない。
一ヶ月、半年、一年と時間が経ったときに効果が出てくる。
(毒を吐くと、このタイムラグがあるから続かない人が多い)
(ダイエットとか思い浮かべてくれるとわかりやすいかも)
そして時間が経つにつれて、意識していたものが無意識化されていき、習慣として身についていく。
重要なことは、「何を続けるか」ではない。
続けることそのものに意味がある。ということですね!
習慣とは、言い換えれば自分との約束を守ること。
(高校生の頃は自分に嘘をつかないがモットーでした)
(だから練習終わりに河川敷に走りにいく変態っぷりを披露してました)
習慣で錯覚を起こす
例えば、テストの点数が50点だったとき
「50点しかとれないなんて、やっぱり自分はダメなんだ」
と思うのか、
「50点もとれるなんて自分には才能がある!」
と思うことができるのか。
能力のある・ない、意志の強い・弱いも全部自分が決めていること。
それなら、自分は意志が強い、才能があると言い聞かせる習慣を作るほうがいいに決まってますよね。
(ポジティブに捉える)
これを続けることで、脳が錯覚を起こし、そういった振る舞いができるようになります。
(筋トレの時に明らかに重たい重量のバーベルを相手に「軽い」と言い聞かせるのは脳を錯覚させるためなのです)
(トレーニーはみな変人ではありません)
習慣化には怖い部分もあります。
それは、無意識であるからこそ本性が現れるというものです。
今まで使ってきた言葉や態度というものは、潜在意識に刷り込まれているから、自分が気づかないうちに出てしまうことがあります。
例えば、営業の人がニコニコ笑っていてもなんとなくぎこちなく不信感がある時は、もしかしたらその人は仕事だから笑顔を作っているだけで、本来人と話す時は笑顔を見せない人なのかもしれません。
なんとなく話しかけにくい人なんてのはこういった背景があるかもしれませんね。
習慣が何なのかというところはざっくり説明させてもらいました。
ここからは習慣化するポイントについて書いていきます。
まず脳の構造からいうと、習慣化するためには楽しいか楽しくないかが重要であり、それを扁桃核が「快・不快」によって判断している。
つまり、人間は楽しいことしか続かない。
間違わないようにしてほしいのが、正しいか正しくないかによる判断は脳ではできないということです。
ゲームじゃなくて勉強することが正しい。
甘いものが好きだけど、健康のために控えることが正しい。
こういった正しいことを続けようとしても、脳は正しさだけで何かを続けることはできないのです。
正しいことを楽しむ努力が必要となってきます。
そして習慣化するための方程式
習慣=思いの深さ×繰り返し反復
「自分はこうなりたい」という強い気持ちがあるから反復して続けることができ、気持ちがなければ反復することは難しい。
(上手くなりたいから毎日練習するように)
5年後、10年後にどうなりたいのか、具体的なイメージを持って考えてみることが重要になってきます。
(ここは以前書いた目標設定と似ているかな)
習慣化するためのスキルについてもいくつか挙げさせてもらいます。
・小さな習慣から始める
何を続けるかではなく、自分との約束を守れるかどうかを重視してみる。
・ハードルを下げる
毎日日記を書くなら一行でOK
毎日ランニングに行くと決めたなら外に出るだけでOK
というふうにとにかくハードルを下げた状態から始めて、間違ったも完璧を求めない。
完璧を求めてしまうと、例えば、一ページ日記を書くと決めた時に書ききれなかったら挫折につながってしまいます。
だから、ハードルを下げ、完璧は求めず、まずは続けることを目標にすることが大切です。
・言い訳リストを作る
習慣化するために頑張ってある中でも、何かしらの言い訳をつけて休もうとする人もいるかもしれません。
それを防ぐために、言い訳リストを書き出し、一つずつ減らしていく作業も習慣化の一つのポイントだと書かれています。
(この発想は自分の中で新しかった)
寒いからランニングはやめておこう
飲み会で遅くなったから明日は早起きしないでおこう
なんて思う瞬間もあるかもしれませんが、リストを作り、目の届くところにおいておくことで言い訳をしないことを強く意識することができるそうです。
言い訳ばかりの人生をやめるためにはぴったりの方法だと思います。
脳の観点から習慣化を見る
人間の脳は騙されやすい。
プラスの感情を持ち、日々を過ごすとプラスに働くことが多くなる。
というのは、プラスとマイナスは半分ずつだが、自分の視点が変わったから。
これを習慣化に用いるためには「楽しい」つまり、快の感情を脳にインプットすることが続けられるあようになる秘訣です。
自分自身に問いかけをする。
目標は何なのか、続けるとどんないいことが起こりそうか、習慣化した先はどうするのかというようにどんどん具体的にしていく。
総括
今現在の自分を作り上げているのは過去の自分。
しかし、これからの自分を変えることができるのも自分の行動であり、長い目で見ると習慣ということになります。
スキルを身につけたいなら一時間でも勉強する時間を作る。
勉強する習慣を身につけたいならまずは机に座る習慣なら作っていく。
「習慣化できない」「三日坊主だ」という人も中に入るでしょう。
義務的にやろうとしても続かないことなんてこの本で解明されているのでそれなら、自分の感情が高まるものに時間を使ってみたらいいのではないのでしょうか。
マンネリ化した人生を変えたいなら、起きる時間や過ごす場所を変えてみてもいいでしょう。
(やりたいことがあれば自然と早起きできる)
できないと決めつける習慣から変えることができると思い込む習慣から始めてもいいのでは?
そんなことを考えさせてくれる一冊でした!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
次回更新予定日3月21日