読書の記録

読んだ本について、ゆるーく書いていきます。

世界一やさしい やりたいことの見つけ方


こんにちは。

 

 2月は15冊本を読むことができたので、目標冊数まで残り71冊となりました。

このペースでいけば120冊くらい読めるのではないかと思います。

(今年は数で勝負している)

(誰とやねん)

3月になるということで、ポカポカして楽しい気分になる反面、花粉にやられている人もたくさんいると思いますので、体調に気をつけて過ごしていきましょう。

(外出もほどほどに)

(あえてコロナではなく花粉の注意喚起)

 

さあ、では今日の本の紹介に入ります!!


はじめに

やりたいことが見つからない。

今やっていることが正解なのかどうかわからない。

という悩みを持っている方はたくさんいると思います。

(僕もその1人です)

今現在は、発達障害のある子どもと関わらせてもらっていたり、こうしてブログを書いたり、筋トレしたり、プログラミングを勉強していたりと元々興味のあった「運動」というところから派生していろんなことをやっています。

(まだまだ結果には結びついていないことも多いですが)

(20代はスキルに投資するべきと考えています)

いろんなことに手を出していますが、これが全部自分に必要なことなのか、それはわかりません。

初っ端でこんなことを言うのもなんですが、

やりたいことを見つけたいと言って色々手を出してみても、結局続けられないのって苦しさから逃げているからだと僕は思っています。

というのも、食べ物で言えば、最初の一口目が美味しいのは当たり前で、なんでもつまみ食いをして次々食べるだけだと、全部美味しいと思うだけで終わりますよね。

(いつでも試食はうまい)

もしかしたらもう少し食べ続ければちょっと苦いところもあるけど、もっと美味しいところが後からあるかもしれない。

最初の一口目は苦いかもしれないけれど、食べ続けるとめちゃめちゃ美味しいかもしれない。

けれど、苦いから食べない。苦い部分が来たから残す。ではその先のおいしいところまで到達することはできないですよね。

(食べ続けても苦いものもあると思います)

(そこは潔く引きましょう。笑)

これは、僕が尊敬している人がよく例えてくれる話なのですが、この本を読み始めて最初に思ったのはそんなことです。

そういったところも前提として考えながら、やりたいことを見つけられるようになりましょう!!

 

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 (今日は写真を後ろに持ってきてみた)


では、前置きが長くなってしまいましたが、内容に入っていきます!

  

内容

本書の中で一番最初に伝えたい部分は、

やりたいことがわからないのは、選択肢が多すぎるからということ。

よくあるのが、「やりたいことを見つけるために行動します!」

これは間違いではないと思います。

色々経験を積むのはもちろん大事。しかし、色々やり続けて選択肢が増えてしまうと、結局決めることができなくなってしまうことが数字でわかっています。

心理学で有名なジャムの話があります。

(おそらくファクトフルネスか、DaiGoの本で書いてたような、、)

ジャムの試食で24種類のジャムを置いていたスーパーがあります。試食をする人は多くいましたが、購入してくれた人は立ち止まった人の中でわずか3%でした。

(100人来たら3人)

(大赤字確定)

これはまずいと思い、ジャムの種類を6種類に減らしたところ、購入した人が30%まで増加したという結果があるそうです。

選択肢が多い時に人は選択しないという選択をしてしまうことがこの現象で分かったそうです。

 


やりたいことを見つけるためには、多くのことを知る、経験するよりも自分にあったものはなんなのかを見極めることができるように「自己分析」をすることが大事だ思います。


判断基準としてどうするべきかを持っていると迷い続けてしまう。

どうしたらいいかを判断基準にすれば、迷いはなくなる。

自分の中に軸を見つけるためにも、自己分析はとても大事だと思います。

(就活でも必要だしね)

(ここに本気で時間を使うことができると強いと今は思えます。学生の頃はほぼしてなかったけど)

 
自己分析し、自己理解するために必要な3つの軸

人生の軸

自分軸

自分らしさ

 
自己分析シートなどの質問に答える時に重要なことは、何を見つけようとしているのかという目的意識を明確にすること。

これをはっきりしておかないと、頭の中に散らばっているパズルのピースが見つかるだけで、組み合わさることはないと本書に書かれています。

そのため、最終的な気づきに結びつきにくくなってしまいます。

 
三つの軸からさらに紐解いて

好きなこと(情熱)

得意なこと(才能)

大事なこと(価値観)

という3つをまずは見つける。

この3つを軸にして考え、自分の中のこだわりやこの先の人生で何をしたいのか軸を決めていくことが自己分析の成果を得ることにつながります。

 


最後に押さえておきたいやりたいことの見つけ方

これはもうとってもシンプルです。

「やりたいことがない」「何をしたいのかわからない」という人たちはまず、得意なことは何なのかというところから考えてみましょう。

得意なことなら必ずあると思います。

絵を描くのが得意

文章を書くのが得意

ありとあらゆるラーメン屋を食レポすることが得意 などなど

その中から仕事になりそうなものを見つけていければ、やりたいことに結びついていくと本書で書かれています。

自分を変える努力ではなく、自分を活かす努力をしていくことが大事。

仕事で具体的に何をしていきたいのかまで追求して考えることができると、やりたいことは見つかりやすくなるかもしれませんね!

 

総括


YouTubeをするか、ブログをするか、企業に入るか、独立するか。それは一番はじめに考えることではなく、最初に決めることは目的地

旅行先が決まっていないのに、電車を使うか、飛行機を使うか、はたまた船なのかを決めようとする人はいませんよね。

自分が何をするべきなのかを見つけた後に、そこに行くまでの手段を探す。

この順序を間違えないようにしていきたいと思える本でした。

 
お金になるから仕事にすることよりも、興味があることを仕事にする方が日々の充実感を得られるというのは数値でも証明されています。

「やりたいこと」を見つけるために今日から自分にできることは何なのか。

そんなことを考えるきっかけになる一冊でした。

 
本書は一つ一つの項目のまとめにポイントと落とし穴がのっているで、内容を頭に入れやすいです。

(しかもチャプターが細かく分かれていてそれが短いので読みやすい!)

 
まだまだやりたいことを見つけるために大事な部分や面白いメソッドがのっているので気になった方はぜひ読んでみてください(^^)

 
自己分析のできる質問や考え方もたくさん載っているので、就活生にもおすすめの本かなと思っています!

 

 
最後まで読んでいただきありがとうございました!!

 

次回更新予定日3月13日

 

 

レバレッジ・リーディング

 

こんにちは。

先日、ネットで購入した商品を間違えて実家に送ってしまった高田です。

これは完全に一人暮らしあるあるだと思っています。

(大学時代から成長してない)

(完全にポンコツかました)

 

 

さて、今日は読書の量こそが勝ち(成功や成長)への近道として「多読」を推奨しているレバリッジリーディングを紹介します。

はじめに勘違いしてほしくないところが、多読ってことは速読なんでしょ?ってわけではないです。

本書では、本を多く読むためのポイントが書かれていて、実践すれば結果的に速読と同じくらいの本を読むことができ、内容を頭に入れることができるというものです。

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 (表紙を見るだけで本を読みたくなるね)


はじめに


本書の一発目の文にこうあります。

読書とは、投資活動そのもの。

1500円で買った本の中には、自分のスキルや考え方をアップデートさせ、利益を10倍にも100倍にもしてくれる力が隠れていると著者は書いています。

(しっかり活かすことができれば)

(いきなり100倍になることはないので忍耐勝負でもある。らしい)

 
また、「時間がないから本が読めない」という人、多くいますよね。

(自分もはじめはそうでした)

しかし、これは逆で本を読まないから時間がないのです。

 

え?どういうこと?

って思いますよね。

 

ビジネス書には、努力をして成功した人がその知識、ノウハウを本として書いているので、本を読む=成功した人のやり方を学ぶということになります。

(全部鵜呑みにはせずに自分にできることにアレンジすることが大事かなと)

検索かけたり、長い時間スマホとにらめっこせずにダイレクトに欲しい情報を取れるからむしろ効率がいいのです。

(ネットの情報は信憑性が薄い)

いやー、一冊も読む時間ないよ、、って思った人たち。

テレビぼーっと見てる時間、まずは10分でも頭使って本を読んでみましょう。笑

(意外と無駄にしてしまっている時間はある)

(俗にいうラテマネーと同じ)

 

内容

 
まず、多読するためのポイントの一つとして、問題解決のヒントを探すということが挙げられます。

・目的意識を持って読むことで、余計なところを読まずにポイントを拾うことができる。

最初から最後までちゃんと読む必要はない。

情報の取捨選択能力を上げる。

こういったポイントがあるから、速読のような目の使い方をトレーニングしたり、パラパラ読みをしましょうなんてことは書いていません。

 

・他人の経験を疑似体験することができる

動物と人間の違いってなんだ?

唐突な質問ですが、この質問には色々な答えがありますよね。

(食卓を囲めるとか、火を使えるとか)

一つの答えとして、「本を通じて人の一生を数時間で擬似体験ができること」があります。

だから本を読むことは勉強になり、知識や教養につながる。

別に自己啓発でなくても、有名人の自叙伝でも小説でも興味のあるものを読めば良いと思います。

文豪の表現の仕方や、過去に偉業を成し遂げた人の背景を知ることは想像力や自分の知らない世界を体験することができると感じています。

齋藤孝先生も言っていたが、本を読むことができるという人間の特権を使わないことは人間としての尊厳を放棄していることと同じ)

(この言葉には鳥肌が立ちました) 

 
レバレッジリーディングとは?

レバレッジとは、「てこ」のこと。

(てこの原理のてこね)

てこを使えば、重い岩も持ち上げることができる。

少ない労力で結果を出すことができる。

自分のやる気に、他人の知恵や経験というレバレッジをかければ、何十倍、何百倍もの結果を出すことができる。

 
原理はわかったけど、どんな本を読めばわからないんだよなー。っていう人いますよね。

わかります。僕も何読んだらいいのかわからないからとりあえずランキングの上から読んでいってます。笑

(難しい内容に当たってわけわかってないこともしばしば)

本書で書かれているのは、自分の課題にあった本を見つけることが大事ということです。

まずは教養としての読書ではなく、課題を解決するための読書をする。

つまり、

起業したい人は起業して成功した人の本を、
時間の管理が苦手ならタイムマネジメントの本を、

睡眠に難があるなら睡眠に関する本を読む。といったところです。

教養を身につけるために、政治や偉人の本を読むのは読み慣れてからでも遅くない。

(というよりいきなりその内容は読めない)

(僕はね)

ソクラテスとか聞いても何も興味湧かなかったし)

 


参考までに、読書術について少し

・カテゴリー集中法

同じジャンルを徹底的に読む。

どの本にも書いてあるポイントこそが大事なところということがわかり、複数の意見を参考にできるというメリットもある。

セカンドオピニオンと同じ)

 
・スクリーニング

友人や知人の紹介であったり、本のレビューを見て評価の高いものを選ぶこと。

当たり前ですが、この労力を惜しまないことで駄本を引かない可能性は高くなります。

(結果、時間の節約になる)

 
・本を読む目的を設定する

本を読むことを娯楽と捉えてしまうと読む時間がないということだ手を出さなくなってしまう。

本を買うことを自己投資とするなら、目的意識を持って読むことで集中力を保つことができる。

しかも、自分の欲しい情報を精査することができるから結果的に時間の短縮に繋がる。

そのためには完璧主義を捨てることが第一歩になってくる。

 
・自分の身に置き換えて読む

「自分だったらどうするのか」を考えながら読むことで、身につく深さやアイデアの数が変わってくる。

 


レバレッジ・リーディングとは読書ではなく、投資活動。

だからこそ本は購入し、自分のものにする。

本は使い古すまで、印をつける。

数年後に読めば、線を引く位置は変わっている。

それは、自分が成長したから。

違う視点を持つことができるようになったから。

本当に本を大事にするとは、綺麗な状態を保つのではなく、たくさんの折り目をつけ、たくさんの印を入れ、たくさんの学びを得ること。

そして、絞ったポイントを繰り返し何度も読む。

(本書から引用)

 

総括

自分の中でも初めて多読について書かれている本を読みました。

一冊一冊買うとなると、現実的に金銭面でも負担が高いと思う人もいると思います。

(自分はまさにそう感じました)

そんな中でも中古本を買うことで少しでも費用を抑えるなどの工夫はできると思います。

他人から借りた本に書き込むことはできませんが、読書ノートを作ったり、スマホのメモアプリを使うことでまとめることもできると思います。

(借りることも悪くはないと思う)

本を読むことに一手間かけてみるのも結果的に自分の成長を加速させる事につながるのかもしれません。

ぜひ、参考程度に行ってみて下さい!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!!!

 

次回更新予定日3月7日

 

 

 

反応しない練習


こんにちは。

こうしてブログを書いていると、「え?書きすぎじゃね?」「読む人しんどくね?」と思いつつ毎回3000文字くらいでまとめてしまっている高田です。

(要約力皆無)

(そして完全に自己満)

(書くことが目的なので多めに見てください・・・)

 

さて今日は、ブッダの考えをもとにして書かれている「反応しない練習」をご紹介します。

 

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はじめに

みんなの悩みにはどんなものがあるでしょうか?

例えば、

通勤ラッシュが混んでて嫌

仕事に満足していない

人間関係に不満がある

などが挙げられるでしょうか?

これは一見、自分1人では解決できないような問題ですね。

(通勤には他の大勢の人もいるわけで)

ただ、ブッダ様の考えによると実はこの問題、解決できちゃうらしいです。

 
それは、この悩みは「心の反応」から始まっているからと著者は述べています。

 
心の反応ってなんや?

通勤ラッシュで、「ああ、今日も混んでる」とげっそりする。

不満のある相手に怒りの感情が出てくる。

これは全部、心が反応してしまっているから出てきてしまうそうです。

 
では、この反応とどう付き合っていけばいいのか。

本書を解説していきましょう!

(仏教の考えがベースとなって書かれています)

(考え方のベースは、反応するな、理解せよ

  

内容

反応しない練習を教えてくれるのは、ブッダです。

(古代インドにいた人)

ブッダの教えは、「心の無駄な反応を止めることで、一切の悩み、苦しみを抜ける方法」らしいです。

そのためには2つ必要なことがあります。

一つ目は、心の反応を見ること。

これはいわゆる座禅や瞑想のことで、最近の言い方ではマインドフルネスというらしい。

(僕はこのことについて全く知りません)

 

二つ目は、合理的に考えること。

目的が叶うように、筋を通して考えること。今の目的で言えば、無駄に反応することをやめて、「悩みを増やさない」ことがこれに当たるかなと。

ここをベースにして本書は進行していきます。

(仏教のことが書かれていますが、宗教的な内容はありません)

(スピリチュアル的なこともないのでご安心を)

 
本書を読み進めるにあたって大事なワードがあります。

それは「知慧」

智慧って何?!?

これは、一切の現象や、現象の背後にある道理を見極める心作用を意味する仏教用語

(うん、辞書から引用してもよくわからん)

ただ、身近に似たような言葉がありますので、そこの意味についても書いてみて、比較してみましょう。

 

知恵とは?

物事の筋道がわかり、上手く処理していける能力

 

知識とは?

ある事柄について、色々知ること。その知り得た内容のこと

 

知恵は経験的なところも含まれ、知識は方法のことを指しているといったところですね。

では、智慧と知恵の違いとなんなのか・・・

知恵とは、アイデアに対して使われるものであり、智慧は真実はどうなのかを考える頭の働きのことを指す。

簡単にいうと、

知恵は賢く生きるための頭の回転や良さ 

智慧は本当の幸せとは何なのか、欲とは何なのかを考えること

知恵は、時には相手を出し抜いてでも自分が上に行こうとするために使うこともある。

智慧は、本当に幸せになるには、つまりお互い良い結果になるためにはどうすれば良いかを考えるために使うもの。

ここが同じ「ちえ」でも決定的な違いとなっている。

 


人が悩んでしまう理由

判断とは、「決めつけ」「思い込み」を生んでしまうこともある。

人が悩んでしまう理由の一つに、無駄に判断してしまうということが挙げられる。

「あの人は嫌いだし苦手」「どうせ自分なんてできっこない」「失敗した」「最悪」これらは全部自分で判断していること。

いい、悪い、好き、嫌いで物事を捉えることをやめると悩みはぐっと減る。

(さすがブッダ先生)

 
じゃあ判断する理由って何?!

そもそも人間は1日に9000回以上自分で判断して行動を起こす(と言われている)のだからそれがそんなに悪いことなのかよ!と、僕自身思いました。笑

 
ブッダ先生によると、その理由の一つは、判断することは「気持ち良い」ことが理由だと言っています。

(わかったフリと表記されています)

正しいでも間違っているでも、そう言った判断ができた=「わかった気」になれる。

結論が出せた気がして安心するから。

 
人と人が関わる時には思っていることに違いがある。

これはよく言われるし、「言葉」としてみんな覚えることはできていると思います。

(実際僕がその1人)

この本質をざっくり自分的解釈として書かせてもらいます。

これは、人と自分の立っているところは違うから物の見え方は違うよねって話。

(だと思い込んでいます)

(あくまでも個人の意見)

これがわかっていないと、自分から見えているものだけが正しいと思い込んでしまい、相手を非難したり、なんでこんなこともわからないんだよと馬鹿にしたりする。

ただ、相手が分かっていないのではなく、相手の位置からは見えないことなんだと捉えると寄り添うことができると思います。

十人十色という言葉がありますが、それと同じでみんな違うからみんな良いということ。

そこでディベートを起こすのではなく、ミーティングができれば自分の考え方は広げることができるし、人間性はかなーり高くなると思います。

自分だけが正しいと思わない。

常に疑うこと(いい意味で)が大事かなと思います。

 


感情による悩み
まずは、感情をめぐる(喜怒哀楽が関わる)悩みをリセットする。

これにはニ点の方法が挙げられています。

・不快な感情が巡るのを防ぐ。沸いてしまった感情は、早めに解消する

・相手とどう関わるか考える

 
どういうことなのかブッダ先生の言葉を借りながら自分的解釈をしていきます。

 
まず前提として、人はそれぞれ持っている脳が違う。

だから考え方が違うのは当たり前。しかし、同じ考えを持てるはずだ!っと思い込んでしまうが、その期待こそ勝手な判断、つまり「妄想」になってしまう。

そこに「なんでわかってくれないんだ、俺のほうが正しい」なんて思っちゃう人もいるでしょう。

ブッダ先生によるとこれを“慢“というらしい)

(自分を認めさせようという欲のこと)

異なる意見=否定されたと捉えてしまうため、怒りで反応してしまう。

自信がない人ほど怒りやすい原因はここにあるとブッダ先生は解説しています。

 
承認欲求というものがここでは出てきます。

他人に認めてもらいたいというのは、モチベーションとして使うのはいいかもしれないけれど、それを目的にしてしまうのはよくない。

(あの人に認めてもらいたいから頑張る的な)

それは、他人が認めてくれるかは他人が決めることであり、自分にはコントロールできないから。

そこを目的にしてしまうと、「他人の目が気になってしまう」という心理が生まれる。

ブッダ先生は自分の物事に集中しなさいと本書で記しています。

アドラーでいうところの課題の分離に似ている)

 

総括

仏教とか、キリスト教とか、宗教の話が出てくると途端に毛嫌いする人もいると思いますが、そういったところから学べることや素晴らしい考えはたくさんあると思います。

(1000年近くの歴史があるわけで)

ブッダとか、イエスとか、

知らないから、変なものと思うのではなくまずは知って判断することが大事なのかなと思います。

(そろそろ自己啓発は卒業して偉人の本も読んでいこうかなと密かに企んでいる)

 

 そして、今回も学びの多い本に出会うことができました。

その分今回も長くなってしまいましたが、最後まで読んでくれてありがとうございます。

もっともっと内容は濃いものになっているので詳しくみてみたいという方はぜひ書店で探してみてください。

(一応毎回リンクは貼らせていただいております)


さあ、今日からこの反応しない技術を用いて、

圧倒的スルー技術

理にかなったシカトをしていきましょう!

 
次回更新予定日2月28日

 

 

大人のための読書の全技術

 

こんにちは。

最近ものすごく一眼レフのカメラに興味が出てきてしまい、買おうか悩みに悩んでいる高田です。

(カメラの魅力について教えてください)

インスタでめちゃめちゃ綺麗な写真を撮っている人を見つけてしまったのが運の尽き・・・。

 

 

さて、今日は斉藤孝先生の著書「大人のための読書の全技術」を要約していきます。

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はじめに

斉藤孝先生って?

明治大学文学部教授

東京大学法学部卒業

・今までに700冊以上の本を出版しているアウトプットのお化け

(盛大に褒めています)

 

 

 

全力脱力タイムズなどにも出演されている方です。

(最初はこんなすごい人だと思っていませんでした)

(本当にごめんなさい) 

 


では、内容に入っていきます!

 


内容

この本はものすごーーーーく長い本なので、ここを押さえれば本を読む意味って何倍にも跳ね上がるなーと思ったところをピックアップしてご紹介します。

 


・本を読むことで、直接会うことのできない人物から学ぶことができる

例えば、ビルゲイツスティーブ・ジョブズなどのような海外で活躍している人の本を読めば、その経歴や考え方を知ることができます。日本で言えば、GACKTキンコン西野のような著名人の本も出ていますよね。

斉藤孝先生は「自分をデザインするやり方を先人に学ぶ」「強烈なモチベーションを保つ」ということを二つのポイントとして挙げています。

テレビやネットとは違い、読書で得られるものは「思考力

テレビやネットで流れる情報は読書のような主体的な行動ではないから得られる情報は少ない。

(目的を持って調べることに関してはめちゃ良い行動だと思います)

 


ただ一つ注意したいこともあります。それが、「読書で得た知識を全て受け売りしないこと」

一人の意見として本を読み、自分の頭に落とし込んでいくことで、オリジナルの考え方ができると思っています。

ぼくは、師匠やメンターの意見を全部聞いて行動することはその人のレベルまではいけるけれど、それ以上は行くことができないと考えています。

(良い意見でも、自分の考え方に合わないものは切り捨ててます)

 


コラムとして

時間がないから本を読む

時間がないから本を読まない。

という人いますよね。ではその人たちはTwitterやサイトで何か調べることやだらだらとネットサーフィン(言い方悪くてごめんなさい)している時間はどのくらいあるのでしょうか?

おそらく、スマホを意味なくいじっている時間は膨大だと思います。

しかも、Twitterや何かのサイトで情報を得て、満足しているというのは僕はかなり危険な状態だと思います。

エビデンスのない情報をあたかも真実のようにインプットしてしまう危険性。間違った情報で自分の概念が固まってしまうと間違った方向に進んでしまう可能性は高くなる。

(情報化社会のデメリットはここ)

(不確かな情報が出回り過ぎている)

本は、著者がたくさんの時間を費やして書くもの。そこに編集者の意見やその他諸々の修正が加わり確かなものになっていく。

言い方は悪いが、嘘なんて書いたらバッシングの嵐でもうその人の本が店頭に並ぶことはないと思います。

それくらいの覚悟で世に出ている本から情報や知識を得ないということは、人間としての生きる価値を捨てているのと同じ。(これは斉藤孝先生の言葉)

本なんて読む時間ないし。ではなく、スマホいじってる、テレビぼーっと見てる数時間のうちの一時間、自分からファクトを獲る行動に変えてみてはどうでしょうか?

(ネットやSNSの使い方を見直すことが大事かも)

 
本を読むことによって、正しい情報なのか、それともズレた情報(あえて誤っているとは書きません)なのかを精査する能力を身につけることができます。

このためには、一冊を読んで満足するのではなく、同じジャンルを2.3冊と深く読んでいき、様々な情報から正しい情報を選び取れる力をつけることが思考力につながっていく。

 
例えば、食事は一日に一食がいいとか、オートファジーがいいとか、3食しっかりバランスよく食べるのがいいとか、いろんな意見が出ていますが、僕は結局自分に合ったものこそが一番だと思っています。

どれだけオートファジーがいいと言われても僕は必ず3食食べます。笑

 

 

内容に戻ります。
・本を選ぶための技術

自分らしく生きなさいという人は多くいますが、皆さんは本当に自分らしさをわかっているでしょうか?

(僕はまだまだわかっていません)

これがわかっていないうちから「自分らしく」しようとすると、好きなだけ寝る、仕事はやめて楽しいことだけする、好きなことはやり、嫌いなことや嫌なことはやらないという現象が起こる可能性は高くなります。

自分らしく=わがままに結びついてしまうことが起こりかねないと斎藤先生は記述しています。

そのために、本を読み、人としてどう生きていくのか指針となる人を見つけるという意味でも読書の重要性は高まってきます。

(リアルの人付き合いでメンターがいることが一番なのかなとは思っています)

(しかし、知識は多いに限る)

(けれど、情報を精査できない人は頭でっかちになる)

本を読むことは、知識を入れることに加え、概念を入れることにもつながります。

人の意見に聞く耳を持てない人の大半は自分が正しいと思い、マウントをとりにいてしまっている。

なんか、前にも似たようなこと書いたけど、ディベートではなくミーティングが大事だなと最近つくづく思います。

 

自分の中で凝り固まっている固定概念を自分で崩すことができるから、他者の意見を聞き入れやすくなり、情報を精査して自分に落とし込むことができるようになる。

そのためのトレーニングに読書を活用するのも一つかなと思っています。

 

総括

本書の締めくくりには、スティーブ・ジョブズの有名な「点と点」についてのスピーチで終わっています。

点をつなぐという行為は、将来に向けてできるものではなく、今行なっているものを未来の自分が振り返ったときにこそ繋がるものだから自分を信じて進むしかない。

という有名なスピーチがあります。

(スーパーざっくり書いてます)

本を読むことで一つの点を作り、この先の未来でいま得た知識を活用できる時が来るかもしれません。

そこから発想を得ることができるかもしれません。

ただ、この点を作る行為をしていなければそれはできないこと。

本以外にも、映画でも、美術でも、音楽でも、日常で触れるものでヒントを得ることもできるかもしれません。

僕は本が合っていると思っているだけです。

強要するつもりはありません。

しかし、誰かが少しでも本に興味を持ってくれたらこうして記事を書いている意味があるなと思っています。

 
長くなり書ききれなかったところですが、本を読むためのルールを作ること、速読と精読の違いは何なのかということなど、まだまだ勉強になるところが多い本です。

役に立つか立たないかなんてわからない。これこそが読書の凄味。

ぜひ、一読してみて下さい。

 

 

この本はかなりのボリュームがあったので要約しても長くなってしまいました、、笑

まだ何者でもない自分の記事を最後まで読んでくれた方々。

ありがとうございます。

今後もよろしくお願い致します。

次回更新予定日2月21日

 

 

嫌われる勇気

 

こんにちは。

 

今年の目標は年間で100冊の本を読むことなのですが、1月は14冊読み終えることができました!

(拍手!!)

なぜ100冊なのかというと、単純に3桁にのせることは自分の自信に繋がると思ったからです。

様々なジャンルの知識を身につけ、情報を精査して自分のものにするのが最終目標。

そんな中での当たり本であり、紹介したいものを抜粋して記事にしていきますので今後も引き続き見にきやがれ。

(めちゃめちゃ見に来て下さい)

 

そんなこんなですが、今日はビジネス書に興味のある方なら誰でも一度は聞いたことのあるタイトル「嫌われる勇気」について書いていきたいと思います。

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はじめに

本書での核となってくる考え方にはアドラー心理学というものがあります。

アドラー心理学ってなんやねんって人のためにザックリと概要を書かせてもらいます。

 

・提唱者はアルフレッド・アドラー(ここからアドラー心理学と名前がついてします)

フロイトユングと並ぶ心理学界の三大巨匠

・にも関わらず日本ではほとんど無名

「トラウマ」の存在を否定したうえで、「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と断言し、対人関係を改善していくための具体的な方策を提示していく

 

といったところがベースとなっている心理学になります。

これを用いて、人と関わっていく上でどうしても起こってしまう問題を解決(捉え方を変える)していこうといったものになります。

 

我々に足りないのは能力ではない。ただ、勇気が足りていないだけ。

ルフレッド・アドラー (本書から引用)

 

では内容に入っていきましょう!

 

内容

物語はアドラー心理学に詳しい哲学者と青年の対話形式で進んでいきます。

薄々気づいてきたのですが、対話形式で進む本って結構多い。しかも、そういう形式のものが割と頭に残りやすい。気がする

(本を読み始めてから気づけたことの一つです )

(個人的な意見なので感じ方は人それぞれ。笑)

 

話が若干それましたが、本書の内容に入ります。

情報量の多い本ですが、超ザックリに本書で押さえておきたいポイントを4つに分類しました。

(めちゃくちゃザックリね)

 

 

1.目的論と原因論

 例えば、道を歩いているときに子供がこけて自分の服に肉まんの肉汁がついたとしましょう。

(シチュエーションの設定が頭おかしいのは重々承知の上)

しかもそれはデートの10分前としましょう。

着替える時間はなく、相手と会う時間は迫ってくる。誰しも子供に怒りを覚えることでしょう。

このときに、「気にしないで」と言うことができるのか、それとも「てめえ、このやろう!肉まんよこせ!」って叫ぶのか。という場面。

 

ここで抑えたいのは、

原因論とは、〇〇があったから〇〇したというもの(肉まんをつけられたから怒った)

目的論とは、〇〇するために〇〇をしたというもの(相手を萎縮させるために怒鳴ってやろうと感じて怒りの感情を出した)

という2つのパターンがあるということです。

 

アドラー心理学では、原因があって行動を起こした(原因論)のではなく、目的があったからその行動や感情を自分で呼び寄せた(目的論)という考え方で物事を捉えます。

肉饅がついたから怒ったのか、子供に恐怖を感じさせるために怒るという感情を出したのか・・・。

(自分で言いながら分かりにくい例えだ)

 

 

2.課題の分離

馬を水辺に連れていくことはできるが、水を飲ますことはできない。

これは、本書に書いてある例です。

相手に適切な環境を与えることはできるが、その後行動するかどうかは相手次第。

これを理解できていない人は相手が思い通りに行動してくれないことを許すことができない。

こういった人は自分にできることと、相手にできることを分断して考えることができるように思考パターンを変えることが必要。

 

他人が自分のことをどう思うかは他人次第(相手の課題)で、それを自分がどうこうできる問題ではない。

自分の課題に加え、相手の課題まで抱えてしまうことは、大きなストレスがかかってしまうから他人と自分の課題を区別して考える必要がある。

また、この考えを持つことで人と自分をはっきり分けて考えることができるので、相手の懐に土足で上がり込むような行為はなくなると思います。

 (なんであなたにそんなこと言われなきゃいけないの?って言う事案はほとんどこれが問題ということに気づいた)

(本当に相手のことを考えているのか、自己満になっていないか、ありがた迷惑になっていないかは常に見直す必要がある)

 

 

3.共同体感覚

簡単に言うと、自分一人だけでは生きていくことはできないということ。

自分の利益のみを追求して生きるのではなく、他者貢献することが生きていく上では必要なこと。

(ここまではわかる)

アドラー心理学において「お、すごいな」と思ったところは他者貢献する際に見返りを求めないということ。

ここで出てくるのが、信用と信頼の違い

信用とは、返済してくれるなら貸すというシステム。つまりクレジット。

信頼とは、他者を信じるにあたって、一切の条件をつけないこと。

ここを理解してこそ、人間関係の基盤は作れるのかなーと思っています。

(めちゃめちゃ大事な部分だと僕は思っています)

 

 

4.自己肯定と自己需要の違い

できもしないことに対し、「わたしはできる」と自らに暗示をかけて自分に嘘をついてしまう。

60点の自分に運が悪かっただけで、本当は100点だと言い聞かせることが自己肯定。

できなかった自分を受け入れることができずに、肯定的に捉えてしまう。

(歪んだポジティブシンキングは痛い)

(なんか口が悪くなってきたな)

 

ありのままの自分を受け入れる。

変えていけるものには、変えていく勇気をもつ。これが自己需要

60点の自分も受け入れ、どうやって100点に近づけるか探す。という考え方が大事。

 

肯定的なあきらめという言葉をアドラーは口にしています。

「変えられるもの」と「変えられないもの」を見極めること。

これができることが、自己受容できるかどうかにつながってきます。

 

自分の中で最近来ているワードは完了主義

これは、はじめから100点をめざすのではなく、まずは60点でもいいから任されたことを完了することに力を使うということが大事。

ここに関しては詳しくまた書けたらなーと思います。

(書かないかもしれないから、気になった人は聞いてくれたら助かります)

 

 

 総括

かなりザックリ大事だと思ったところやここだけは伝えたいと思ったところを抜粋しましたが、、、とんでもない情報量になってしまいました。笑

この他にも承認欲求を満たすことは毒だといったところや優越感と劣等感の正体などの面白い部分が多くありますのでぜひ読んでみてください!!

アドラー心理学にはこの他にライフタスク、民主的決定など様々なものがあるので気になったら「嫌われる勇気」以外の本も読んでみることをお勧めします(^^)

(漫画版もあるので簡単に触れることもできます)

 

とりあえず自分は仕事の中でも「課題の分離」は徹底しています。

子供たちと関わっていく中で自分の力だけではどうにもできないことや、あとは子供次第というところは多々あるからです。

まさにここに肯定的なあきらめも入っていて、「この子は理解度が低いから・・・」で済ます(否定的に諦める)のではなく、自分はここまでやった。あとは相手が行動するかどうかというところまでは持っていくように意識しています。

(どうにもできないことをどうにかしようとして空回るのが全世界共通で一番危険なのかなと)

 

どんな職や人間関係にも転用できるポイントはあると思いますので読んだことを、学んだことをどう活かしていくのか考えることも楽しいですね。

 

最後まで目を通していただきありがとうございました!!

ご意見や感想等お待ちしております!!

 

 

次回更新予定日2月14日

 

思考は現実化する

こんにちは。

毎朝6時半に起きたいのにどうしても二度寝をしてしまい、いつも朝後悔してしまいます。

これは自分の意思ではなく、日の出の時間と寒さのせいだと思っている高田です。

そんな自分がこの本を紹介してもいいのかと恐る恐る記事を書いています。

微笑ましくみてもらえたらと思います。笑

 

今日はナポレオン・ヒルが執筆し、全世界で1億部以上売れている大大大ベストセラーの「思考は現実化する」を日本版として販売している「あきらめなかった人々」をご紹介いたいします。

まずは人物紹介っっっ

 

ナポレオン・ヒル

・1883年にアメリカで生まれた

・15歳から地方新聞社で記事を売る仕事を始める

・そこで成功者たちに取材をしようと思い立ち、鉄鋼王カーネギーに出会う

カーネギーの仕事の一つであった成功哲学の体系化をヒルが任される

・ヘンリーフォード、トーマスエジソン、様々な偉人と出会い、成功プログラムを体系化することに成功

・そして、本書「思考は現実化する」を執筆

・全世界で一億部を売る大ベストセラーとなった

 

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はじめに 

本書で抑えておきたいキーワード脳力について

(これがわかっていないと訳のわからない話になると思います)

脳力は「脳の発揮する力」のこと。

「能力」とは「脳力」が発揮され、実践行動として表現された結果からの評価です。

脳をよく使った結果として「能力」が発揮されることになるので、脳力というのは人間の全体的な行動を決定づける土台といえる。 

(前にブレイン・プログラミングという本を記事にしていますが、そこで詳しく解説しているRASと似ていると勝手に思っています)

 

脳力=思考を現実化する力をはっきするために大事なポイントが本書で書かれています。

  

内容

目標実現のための原則

(本当は6つありますが抜粋致します)


1.目標を決める

これができないと努力することが目標になってしまう。

手段の目的化というやつ

目標を決めた後は、その目標が正しいのかどうかを見直す必要もある

これは、できるだけ具体的な目標にするということ。

 
2.目標を達成するまでの期限を決める

明確に期限を決めることで、その日までにどうやって目標を達成するか逆算が始まる。

 
3.行動を起こす

しっかり計画を立ててから行動をすることも大事だが、どれだけ考えても完璧な計画はできない。

できないことにフォーカスするのではなく、とりあえずやってみる。失敗したら改善してもう一度する。これを繰り返してブラッシュアップしていく。

(まさに完了主義の考え)

 
4.立てた目標は声に出す、紙に書き出して可視化する

決心を維持することや、自己暗示をかけるために行う。

プロスポーツ選手が試合前に「おれはできる」とか、「勝てる」などのポジティブな発言をするのはここに関連している。

潜在意識からマインドを変えていくイメージ

 

 この原則が前提として話が進んでいきます。

誰でも実践できるものなのでぜひぜひ取り組んでいきたいところです。

 

 

 成功に近づくためにできることを紹介します。

(他の人と差をつけるためにできること)

 

プラスアルファの法則

成功するための代償は1センチ余分に努力すること。

(代償を払うというのは原則の一つに入っているところです)

例えば、他の人がロボットみたいに決まったマニュアルの接客をしている中で、自分は少しだけ世間話をしてみる。例えば、いつも通っている道に落ちているゴミを一日一つ拾う。

スポーツで言えば、ランメニューでラインを踏むところをラインを跨ぐ、その差が周りとの走力の差に繋がる。的な。

その瞬間他の人よりもプラスアルファで何ができるのか考え、行動をしていくことも大事。

仕事でいえば、もらっている報酬以上の仕事をする。

この経験が後のキャリアアップや信頼獲得、その先の目標達成に繋がる。

(信頼を獲得するためにもめちゃ重要なところ)

 
積極的な心構え

つまり、ポジティブに物事を捉えるということ。

辛いことや嫌な過去があったからこそ、これから先は自分の目標を達成するために突っ走ることができる。

これが、その過去にずーっとこだわってこれから先も辛いことしかないと思っていると本当にそういった現実になる。

思考が自分の行動や未来を引き寄せるから。

ここが「脳力と通ずる部分」

 

 

本書で最も重要な部分!!!

行動が感情を動かす

熱意があるから熱意のある行動をするのではない。

熱意ある行動をするから熱意を生ずる。

(これは、W・クレメント・ストーンの言葉)

 
悲しいから泣くのではなく、泣くから悲しい

アメリカの心理学者 ウィリアム・ジェームズの言葉)

 


感情が先にあって、その行動が起きるのではなく、行動をするから感情が生まれる。

お金持ちになりたいのなら、日頃から自分がお金持ちのように振る舞う。

スポーツで上手くなりたいのなら、上手い人の動きを見てそのように振る舞う。

そうすることで自分はできるという感情が生まれる。

 
どんなにいい仕事があっても、熱意がなければ成功に結びつくことはない。

熱意は何にも優先して重要なもの。

そこに美味しそうなお肉があっても、調理器具に電源が入っていなければ料理をして食べることはできない。

電源を入れることができるのは自分だけ。

(やる気スイッチのように人に押してもらうことはできません)

 
信念は願望を現実化する原動力

信念と思考が重ね合わさると、潜在意識が活性化され、そこからモチベーションや知性が生まれてくる。

 
負けると思ったらあなたは負ける

負けてなるものかと思えば負けない

勝ちたいと思っても、勝てないのではないかと思ってしまったら、あなたは勝てない

負けるんじゃないかな、と思ったらあなたはもう負けている

というのも、成功は人の考えから始まるからだ

すべてはあなたの心の状態によって決まるのだ

自信がなければあなたは負ける

上に上り詰めるには高揚した精神が必要だ

何かに勝つためには自信が必要だ

人生の戦いに勝つのは、必ずしも最も強くて、最もすばしっこい人ではない

最終的に勝利を収めるのは、「私はできる」と思っている人なのだ

 

本書から引用

 

総括

これは最近になって常々感じていることなのですが、本当に具体的に目標を決めることは大事だと思っています。

自分は学生時代を振り返った時に、練習が終わった後は必ず筋トレや自主練をしていました。

しかし、それはただ闇雲にするだけであったり、具体的にどうなりたいかもないまま時間をかけていただけで、なりたい自分を描いていないから練習しても時間と体力を浪費するだけでした。

(自主練をすることが目的になっていた)

(以前紹介した”学校の当たり前をやめた”に出てきた手段の目的化とはまさにこれ)

目標を決めた瞬間から逆算は始まるから、できるだけ具体的に、期限を決めてどうなりたいのか思い描く。

自分の人生、一度きりなら思いっきりでかい夢を持つことが大事だと思っています。

(いい家すみたいし、毎日美味しいもの食べたいし)

さ、これからみんなも目標を持って生きていこう!!!!!!

 

次回更新予定日2月7日 

 

 

 

人は話し方が9割


こんにちは。

年末に鬼滅の刃をアニメで全部見て、その2日後に映画を見に行ってからどハマりしてしまっている高田です。

(漫画も全巻読みました)

(控えめに言って3回は泣きそうになった)

鬼滅の刃の感想は記事にしないので安心してください。笑

※時事ネタに時差があるのは週一でしか投稿していないからなので勘弁してください。笑

 


さて、今日は

もっと会話ができればなあ、、

話し方が上手くなりたいなあ、、

そんな風に思っている方にピッタリの一冊を紹介します!!

 

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書店でずっと気になっていたものがKindle Unlimitedで読み放題になっており、ついに読むことができました!

(拍手!!)

本書では先に結論が書かれています。

会話が上手くなる方法、それは

苦手な人との会話を避け、大好きな人と話す時間を増やす

おー!なるほど!そういうことか!よしやってみよう!

 

とはいきなりならないですよね。笑

どういうことなのか、ざっくり解説しながら紐解いていこうと思いますので、お時間ある方は最後まで目を通してみてください!!

 

内容

まず著者ははじめにはっきりと言っています。

「日本人は欧米人に比べて話すのが下手」 

しかし、これに対して以前では、

日本には以心伝心の文化がある。話さなくとも通じる。

というような文化の違いがあることでコミュニケーションの違いについて反論することができていましたが、今現在の日本は欧米からの影響を大きく受けていて、もはやこれは通用しない(言い訳)になってしまっています。

(文化の違いというものがグローバル化により曖昧になってきている)

はじめに解説されているのは「いかに話すか?」と言う部分。

ここで押さえておきたいのは、話す力に必要なことはスキルではなくメンタル。

自己肯定感を上げることが第一ということです。

というのも、自分の発言が否定されて傷ついてしまった経験が誰しもあると思います。

(僕は死ぬほどあります)

ただ、何百人といる人のうちの数人から否定されたことを汲み取って自信を無くす必要はないと著者は語っています。

(たった一回で10回あった成功を忘れるのは良くない)

著者が話が上手くなるために心がけることは、否定されたくないなら自分も相手を否定しないということ。

否定しない相手に否定する人間はそうそういないということが書かれています。

(ここでは全肯定と書かれています)

(今流行りの鬼滅○刃みたいでかっこいい)

否定しない相手(全部肯定してくれる人)と話していると、相手も自然と否定することがなくなります。これを相互全肯定といいます。

こうして自ら否定のない空間に入り込み、自己肯定感を上げていくことが、話が上手くなるための第一歩だと考えることができます。

 話す事の楽しさや意見を共有できる事の意義を見出すことが話が上手くなるための第一歩なのだと感じとることができます。


コミュニケーションの三原則

・人は自分への関心が1番強い

・人は自分のことをわかってほしい生き物

・人は自分のことをわかってくれる人に好意をもつ

という三原則があり、ここを意識してコミュニケーションを図ることで一気に話が上手い人になることができるそうです。

人は、自分に深く関心を持ってくれる人に心を開くことができるからこの原則を意識しておけば相手の懐に入るまでのスピードがら上がるということです!!

ということは、裏を返すと聞き上手な人が話し上手と捉えることもできます。

(よく聞き上手な人がコミュニケーションが上手いと言われる理由はこれ)

関心を持ってもらえた!と思うと心を開くことができるのに、自分の話ばかりしてしまうといつまで経っても人との距離は縮まりません。 


そして、好かれる話し方以上に大切になってくるのが、嫌われない話し方。

人生を左右するコミュニケーション、人間関係の9割は話し方で決まると著者は述べています。

この理由は、人の感情は大きく分けて快か不快かのみだからです。。

初見で相手にとってこの人と話すのはしんどいな、なんか変な人だなと思われてしまうと、不快軸から快軸に戻すために相当な努力が必要となってしまいます。

では、どうすれば嫌われない話し方ができるのか。

もうここはざっくりはっきり言います。

僕が重要と思ったのはこの三点

余計な一言を言わない

相手のことを考えて発言をする

なんでも正直に言わない

 
これだけです。

 
口は悪いけどいい人は存在しない。

よく言われる「この人は口は悪いけどいい人なんだよ」という言葉。あれは嘘です。笑

言葉は、相手が頭で思っていることしか口に出すことはできません。

レモンを絞ればレモンしか出てこないですよね。

(急に他のものが出てきたらびっくりですが、、)

これと同じで、意地の悪い人からは意地の悪い言葉しか出てこない。否定的なことばかり考える人からは、否定的な言葉しか出てこない。

ここまでは著者の意見。

 
ただ、一つ例外はあると僕は思います。

それは、関係性の上で成り立っているイジリであったり、相手のために厳しい意見を言う場面。これは全然いいと思いましたし、おそらく相手に喝を入れるために発した言葉は、端端で温かさがあると思います。

優しくするだけで人間関係は成り立たないと思っています。

(僕はわりとズバッというタイプ)

(相手のためにを考えたときにね)

(だから広く浅くの友達は少ない)

(自虐です)

 

総括

自分の発する言葉は、本を読んで言葉を覚えることや、周りの人間関係によって浴びる言葉で変わってくると思います。

話し方のスキルを上げること=心を磨くこと

心が変わり、話し方が変わると人間関係が大きく変わる。

自分のレベルが上がるとそれに見合った人が周りにいてくれるようになる。

自分は言葉使いや発言の仕方を指摘してくれる人たちが周りにたくさんいて本当に恵まれていると感じています。

しかし、教養がなければ、受け入れる心がなければ、そもそもその時間は無駄になってしまいます。他者の意見を聞き入れることができるようになるには色んな意見に触れるしかないのかなーと思っています。

一ヶ月に新しく10人の人に会うのはむずかしいかもしれない。でも一ヶ月で10冊の本と出会うことはできる。

僕はコミュニケーション能力を上げるために一番大事なのは何に時間を使うかだと思っています。

本を読むのが苦手なら、映画でもラジオでもいいと思います。新しい何かに触れる時間をいかに作ることができるかだと思っています。

 

長くなりましたが、最後まで目を通していただきありがとうございました!!

次回更新予定日1月31日