読書の記録

読んだ本について、ゆるーく書いていきます。

習慣が10割

 

こんにちは。

 新しいことを始めたいと思い、最近プログラミングの勉強を始めました。

(1ヶ月で模写である程度はできるようになってきた)

(自分で書けるように理解を深めないと・・・)

ITスキルは壊滅的ですが、スクールに通わず独学でどこまでいけるか。挑戦してみたいと思います。

とりあえずその方面に詳しい方いれば連絡ください。

めちゃめちゃ教えてほしいです。笑

(形から入るタイプなのでMacBook Proまで購入)

ブルーライトカットメガネも買ってやる気満々です)

 

さて、そんなこんなですが今日は「習慣」について書かれた本を紹介します。

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(あえてスクショではなくiPadも写してみる) 

 

はじめに

 
タイトルの意味を理解しておきましょう。

習慣とは、自分でこれをやると決めたことを、コツコツ続けていく力のこと。

 
どんな習慣を身につけるかで人生が決まっていく。

だから、習慣が10割

 
本書では、習慣とは何なのか、習慣化するポイント、脳にアプローチして強力な習慣を作る方法が書かれています。

 

内容

今の自分は「過去の習慣」からできている。

仕事が続かない。

デートしても会話が盛り上がらない。

「こんなはずじゃないのに」と思ってしまうことは日常の中で多々あると思います。

ズバッと一言で言うと、

今の自分を作り上げたのは自分自身。

過去の言動や行動、思考などの積み重ねが今の自分を作り上げている。

生まれ持った才能や性格だけで人生は薔薇色になるわけではないのです。

 
いやいや、男前でスポーツも勉強もできて面白い人は生まれた時からそうなんじゃないの?って思っちゃう人もいますよね。

安心してください。

生まれた瞬間から勉強ができる赤ちゃんと勉強ができない赤ちゃんの2択が存在しないように、生まれつきの才能というものは存在しないのです。

(よく一流のスポーツ選手が血の滲む努力をしていたというのはそこの部分)

(華やかな成績だけを切り取って、才能という言葉で片付けてしまうのはよくない)

あえて2択をあげるのであれば、「コツコツ続けられるか」「続けられないか」の2択になってくると僕は思います。

 


そもそも習慣って何なんだ??

歯磨きをするときに、今日は歯を磨いてから寝ようとか考える人はいないと思います。歯を磨いてから寝る、または朝起きて出かける前に歯を磨くということは当たり前のことになりすぎて無意識でやっていることです。

これが習慣です。

 


習慣は、効果が出るのにタイムラグがります。

2日や3日続けても効果が出ることはほとんどない。

一ヶ月、半年、一年と時間が経ったときに効果が出てくる。

(毒を吐くと、このタイムラグがあるから続かない人が多い)

(ダイエットとか思い浮かべてくれるとわかりやすいかも)

そして時間が経つにつれて、意識していたものが無意識化されていき、習慣として身についていく。

重要なことは、「何を続けるか」ではない。

続けることそのものに意味がある。ということですね!

習慣とは、言い換えれば自分との約束を守ること。

(高校生の頃は自分に嘘をつかないがモットーでした)

(だから練習終わりに河川敷に走りにいく変態っぷりを披露してました)

 


習慣で錯覚を起こす

例えば、テストの点数が50点だったとき

「50点しかとれないなんて、やっぱり自分はダメなんだ」

と思うのか、

「50点もとれるなんて自分には才能がある!」

と思うことができるのか。

能力のある・ない、意志の強い・弱いも全部自分が決めていること。

それなら、自分は意志が強い、才能があると言い聞かせる習慣を作るほうがいいに決まってますよね。

(ポジティブに捉える)

これを続けることで、脳が錯覚を起こし、そういった振る舞いができるようになります。

(筋トレの時に明らかに重たい重量のバーベルを相手に「軽い」と言い聞かせるのは脳を錯覚させるためなのです)

(トレーニーはみな変人ではありません)

 


習慣化には怖い部分もあります。

それは、無意識であるからこそ本性が現れるというものです。

今まで使ってきた言葉や態度というものは、潜在意識に刷り込まれているから、自分が気づかないうちに出てしまうことがあります。

例えば、営業の人がニコニコ笑っていてもなんとなくぎこちなく不信感がある時は、もしかしたらその人は仕事だから笑顔を作っているだけで、本来人と話す時は笑顔を見せない人なのかもしれません。

なんとなく話しかけにくい人なんてのはこういった背景があるかもしれませんね。

 


習慣が何なのかというところはざっくり説明させてもらいました。

ここからは習慣化するポイントについて書いていきます。

 


まず脳の構造からいうと、習慣化するためには楽しいか楽しくないかが重要であり、それを扁桃核が「快・不快」によって判断している。

つまり、人間は楽しいことしか続かない。

間違わないようにしてほしいのが、正しいか正しくないかによる判断は脳ではできないということです。

ゲームじゃなくて勉強することが正しい。

甘いものが好きだけど、健康のために控えることが正しい。

こういった正しいことを続けようとしても、脳は正しさだけで何かを続けることはできないのです。

正しいことを楽しむ努力が必要となってきます。

 


そして習慣化するための方程式

習慣=思いの深さ×繰り返し反復

「自分はこうなりたい」という強い気持ちがあるから反復して続けることができ、気持ちがなければ反復することは難しい。

(上手くなりたいから毎日練習するように)

 


5年後、10年後にどうなりたいのか、具体的なイメージを持って考えてみることが重要になってきます。

(ここは以前書いた目標設定と似ているかな)

 


習慣化するためのスキルについてもいくつか挙げさせてもらいます。

・小さな習慣から始める

何を続けるかではなく、自分との約束を守れるかどうかを重視してみる。

 
・ハードルを下げる

毎日日記を書くなら一行でOK

毎日ランニングに行くと決めたなら外に出るだけでOK

というふうにとにかくハードルを下げた状態から始めて、間違ったも完璧を求めない。

完璧を求めてしまうと、例えば、一ページ日記を書くと決めた時に書ききれなかったら挫折につながってしまいます。

だから、ハードルを下げ、完璧は求めず、まずは続けることを目標にすることが大切です。

 
・言い訳リストを作る

習慣化するために頑張ってある中でも、何かしらの言い訳をつけて休もうとする人もいるかもしれません。

それを防ぐために、言い訳リストを書き出し、一つずつ減らしていく作業も習慣化の一つのポイントだと書かれています。

(この発想は自分の中で新しかった)

寒いからランニングはやめておこう

飲み会で遅くなったから明日は早起きしないでおこう

なんて思う瞬間もあるかもしれませんが、リストを作り、目の届くところにおいておくことで言い訳をしないことを強く意識することができるそうです。

言い訳ばかりの人生をやめるためにはぴったりの方法だと思います。

 


脳の観点から習慣化を見る

人間の脳は騙されやすい。

プラスの感情を持ち、日々を過ごすとプラスに働くことが多くなる。

というのは、プラスとマイナスは半分ずつだが、自分の視点が変わったから。

 

これを習慣化に用いるためには「楽しい」つまり、快の感情を脳にインプットすることが続けられるあようになる秘訣です。

 


自分自身に問いかけをする。

目標は何なのか、続けるとどんないいことが起こりそうか、習慣化した先はどうするのかというようにどんどん具体的にしていく。

 

総括

今現在の自分を作り上げているのは過去の自分。

しかし、これからの自分を変えることができるのも自分の行動であり、長い目で見ると習慣ということになります。

スキルを身につけたいなら一時間でも勉強する時間を作る。

勉強する習慣を身につけたいならまずは机に座る習慣なら作っていく。

「習慣化できない」「三日坊主だ」という人も中に入るでしょう。

義務的にやろうとしても続かないことなんてこの本で解明されているのでそれなら、自分の感情が高まるものに時間を使ってみたらいいのではないのでしょうか。

マンネリ化した人生を変えたいなら、起きる時間や過ごす場所を変えてみてもいいでしょう。

(やりたいことがあれば自然と早起きできる)

 

できないと決めつける習慣から変えることができると思い込む習慣から始めてもいいのでは?

そんなことを考えさせてくれる一冊でした!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

次回更新予定日3月21日