読書の記録

読んだ本について、ゆるーく書いていきます。

エッセンシャル思考


こんにちは。

先日、自分の好きなバスケのブランドの速攻で売り切れたバッシュを再販で購入することができ、これは一年間頑張った自分へのご褒美だと言い聞かせている高田です。

(平たくいうとballahoric)

(完全にコレクション化されてる)

ちなみに、外履きも買うことができました。

拍手!!

 

 

 ということで、今日は最小の時間で効果を最大にする考え方にアプローチすることができる本をご紹介します。

(本の帯でDaiGoが大絶賛してる)

あれもこれもやって時間がない!という人におすすめの一冊です。

「今の自分には何が重要なのか」「何が最優先事項なのか」を考えて成果を生むためにアクションを起こすことについて解説されています。

あらゆる物事をシンプルに考えて、必要なものと不必要なものに分けて不必要なものは削ぎ落としていく。といったような考え方になっています。

(ほとんど結論を言っていますがめげずに書いていきます)

 

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はじめに


エッセンシャル思考は、より多くの仕事をこなすためのものではなく、やり方を変えるためのもの。

そのためには、3つの思い込みを克服する必要がある。

・やらなくては

・どれも大事

・全部できる

この思い込みを、

・やると決める

・大事なものは滅多にない

・何でもできるが、全部はやらない

というふうに変えていく。

(本書では真実に置き換えると書かれている)


まだまだこれだけだとどういうことかわからないので、さっそく内容に入っていきましょう!

 


内容

エッセンシャル思考の考え方として、内容がかなり多いので、自分的にここは抑えておきたい!伝えたい!というところをピックアップして書いていきます。

(冒頭の3つの思い込みとリンクして考えていけたらと思っています) 

 

 やることの取捨選択を行う

例えば、仕事で何でもかんでも「やります!」と言って仕事を引き受けてしまうと、本当に重要なことに使うべきエネルギーがなくなってしまうので思うような結果が出せなくなってしまう。

それだと自分自身にも負荷が大きくかかってしまうため、充実感も得ることができず負のスパイラルに陥ってしまう可能性が高くなる。

エッセンシャル思考では、まずやるべきことを見極め、正確に判断しやり遂げることが重要。

つまり、

自分で優先順位を決めなければ、他人の言いなりになってしまう。

 


選ぶことの大切さ

これを意識するためには、捨てることを知る必要がある。

いつか着るかもしれないからと思ってクローゼットに入れた服。

着ることがないのに置き続けているとどうなるでしょう?

クローゼットがパンパンになって収納することができなくなりますよね。

これはクローゼットの整理整頓が例えになっていますが、この考え方は人生にも仕事にも通ずるものがあります。

なんでも持っておくことは効率を悪くしてしまう。

全部やろうとすることは自分のキャパを超え、作業効率を悪くしてしまうのです。

ただ、これは理屈では当たり前だし、こうして文字化すると当たり前のように聞こえますが、これが案外行動にできていない人が多いと本書で書かれています。

なんでも自分でできると思ってしまっていると、自分で自分の首を絞めることにつながってしまう可能性が高くなってしまいます。

(自分もそちら側の人間ではあります)

 

必要なものを選ぶ取捨選択の力、そことプラスして、不必要なものを捨てる力もエッセンシャル思考には重要となってきます。

 

そして、このエッセンシャル思考は知っていると実践できるは全くの別物と著者は記しています。

というのも、優秀な人ほど、上司やその他いろんな人から仕事を振られる、頼られるシーンというのは多くなり、これを断らずに引き受けることが多いと思います。

選択肢が増えてしまうことで、結局自分の方向性ややりたいことを見失ってしまいがち(らしい)です。

(成功のパラドックスというらしい)

ここで非エッセンシャル思考の人は、やることの取捨選択ができていないから全部やろうとしてしまいます。

エッセンシャル思考の人は、自分の中でやるべきこととそうでないことが整理されているため、断ることができる。

意味のないことに時間を割かないことが、エッセンシャル思考の人の特徴ともいえますね。

 

 そしてこのエッセンシャル思考に関しては、本を読み、知識として理解することはできるのですが、実行することが難しいというなんとも厄介な特徴があります。

しかし、「うーん、意識することが多くてめんどくさいなあ」と思ってしまうほどの決まりをきちんとこなすことができれば、その初期投資を回収できるだけの効率の良さを手にすることができると感じることができました。

 

総括

誰の中にも、エッセンシャル思考と非エッセンシャル思考はある。

問題は、どちらがメインなのかということ。

少し意識してみるだけで、自分の行動は変わってくると思います。

より少なく、しかしよりよく

何が自分にとって必要なのか見極める力というのは、これから先重要な能力だと感じることができました。

そして考え方を知り行動を変えるということは、何にでも通ずることなので、エッセンシャル思考以外のことでも転用すれば確実に自分の力になると思います。


今の時代は情報化社会が進み、とても便利な時代と言えるようになりました。

しかし、その反面オンラインでいつでも人と繋がることができるから自分一人で集中してら考える時間であったり、スマホやパソコンで退屈凌ぎをする時間もできてしまっているのも事実です。

「暇がない」というのはいいことだと思っていましたが、遊ぶ時間も、一人で考える時間も作れないというのは、想像力であったり、リラックスする時間を削ってしまうことにつながります。

ビルゲイツも一年に2回、一週間仕事をせずに好きなことをする時間があるらしい)

効率良く、成果を上げるためには無駄だと思ってしまっていることにも目を向けること。今やるべき重要なことを見極めて、取り組むことが大事だと思える本でした。

 


本書は、難しい内容となっています(落とし込むのにかなりゆっくり読み進めました)が、難しい言葉を並べるだけでなく、それに伴ったストーリーも一緒に書かれているので状況を頭に思い描きながら読むことができました。

(結果、わかりやすい)

目的意識を持って読めば大きな財産となる一冊になると思いますので、ぜひ家の本棚に置いていつでも読めるようにしておきましょう!

(著者から金もらってるのか?!)

(変な宣伝の仕方だ)

 


最後まで読んで頂きありがとうございました!

 

次回更新予定日3月28日