運は操れる
こんにちは。
3月は本を11冊読むことができ、40冊に到達することができました。
3ヶ月経過で40冊なのでなかなかハイペースで読めるようになってきたと感じております。
(この報告がいるかいらんかは置いといて)
(数値にするとモチベーションが保ちやすいですな)
4月も読みまくります!!
さて、今回は運にまつわる本を、誰もが知っているであろうメンタリストのDaiGoが執筆している本をご紹介します。
はじめに
メンタリストのDaiGoについては有名人なので書きません!!
(面白い経歴なので興味があったら調べてください。笑)
いきなり結論っぽくなってしまうのですが、運のいい悪いは統計的にみて50%の確率です。
つまり、いいことがあれば悪いことも起こり、悪いことが起こればいいことがその後に起こるのです。
ここで、運がいいか悪いかで変わってくるのは捉え方の部分。
500円拾った!ラッキー!の後に、道に落ちていたガムを踏んでしまった。
この時に、まあ、500円拾ったし。と思うか、
うわ、ガム踏んだ。最悪。もう今日は家でNetflix見て引きこもろ。と思うのか。
(例えが極端ですが)
確率は半分と決まっているのだから、運がいい、ラッキーと自分の中で気づくことが多くできると、自然と運がいい人になっていくのです。
(じゃんけんなんていい例えになるよね)
(重要な局面で勝つと自分は強いと思えるもん)
そこを前提にして、運をコントロールするためにできることが本書では書かれています。
では、内容に入っていきまーす。
内容
運を操る力を鍛えていくには、運というもののとらえ方を変える必要がある。
重要だと思った運にまつわる5つの真実をピックアップ
1.ツキが来ている?
ギャンブルなどで連勝している人に対してツキが来ているという表現をしますが、これは間違いだと著者は解説しています。
理由は、勝ち続ける人は「次は負けるかも」と思い、大きな勝負をしないから損害も小さく勝ち続けているように見える。反対に負け続けている人は取り返そうとしてリスクを冒すため、負けが重なった時にツキがないように感じてしまう。
ここで言えることは、運は何も支配していないということ。
運じゃないなら何が違うのか。
本人の積み重ねた努力と、勝負どころを見分ける経験。
(例えはギャンブルだけど、それ以外のことでも通ずること)
運のいい状態にある人は、他の人よりもたくさんのことを何度も試している人たち。
試す回数が多いから成功する回数も増えていくってことですね。
(継続の大切さ)
2.宝くじにあたれば幸せになれる?
試す回数を増やせってことは、宝くじを買いまくる行為は無駄ではない!
と考えることは間違いではないと思います。
しかし、知っている人もいるかもしれませんが、宝くじの高額当選が全て幸せに直結するかというと、統計学的にそうはなっていないのが現実です。
(それでも当たって欲しいとは思いますよね)
(僕ならどんな真実があろうとも当たって欲しいと思います)
多くの高額当選者が大金に目が眩み、浪費による浪費を積み重ねて破産することが多いということがアメリカの研究でわかっているようです。
転がってきた幸運を活かせるかどうかは、運を味方にする準備ができているかで決まる。
全く働いたことのない子供に100万円渡してしまうと良くないことが起こってしまうことは容易に想像できます。
自分でコントロールできないものに身を預けた状態でいると、いつも不安を抱えることになってしまう。
「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えるべき」というのは、ここに繋がってきます。
(お金を稼ぐことの表現でよく使われるものですね)
3.スピリチュアルを信じると幸せになれる?
結論から言うと、ブレスレットや幸運グッズなどのスピリチュアルで運が開けることはない。
自分は不運だと思ってしまう人ほど、こういったグッズに頼ってしまう。
まずは考え方を変える必要がある。
根拠のないものに頼って満足するのか、今できる努力をするのか。
運のいい結果が来そうなのはどっちでしょうか?
4.幸運、不運は生まれた環境でほぼ決まる?
生まれ持った環境は、10%しか幸福度を左右しない。
「〜なら幸せなのに」「〜みたいになれたら幸せだろうな」はただの現実逃避。
大事なことは自分でコントロールできるかどうか。
5.運は自分でコントロールできない?
運は、自分でコントロールすることができる
自分の幸福度はどうやったら上がるのかを考え、そこにいくまでの行動を続ける。
運を意識しながら行動や生活習慣を変えることが、結果的に幸運を引き寄せることになる。
運を操る力とは、考え方を変え、行動を変え、習慣を変えることで、「当たり」を引く可能性が確実に高くなる。
ここで多く書かれている言葉が、自分でコントロールするというもの。
好きなアーティストのライブのチケットを当てたいなら一人で応募するのではなく、家族や友人に頼って応募してもらえれば当たる可能性は高くなることは分かりますよね。
そもそも当てるためにできる事を考えて行動をしないと、当たる確率を上げることはできない。
結局、自分を変えることが成功への一番の近道なのかなと思っています。
成功や正しさ、安全への強いこだわりが、結果的に不安を駆り立ててしまっているのかもしれない。
不安を遠ざけるための「スリー・グッド・シングス」
一日の終わりに、今日良かったことを3つ挙げる。それを一週間、一ヶ月と続けて、今週のベスト、今月のベストを選んでいく。
こうすることで、良いことへのアンテナを貼ることができ、一日の期待感が高まっていく。
自分の周りに幸運の種はいくつも落ちている。それに気づけるかどうか。
間違いなくこれに気づくためには、アンテナを貼るしかない。
総括
本書は、運を良くしたい。僕はなんで運が悪いんだ。と思っている人に、この本を読めば運が良くなるよ!というものではありません。
しかし、理論的に運を自分でコントロールすることが書いてある本書は、今の自分よりも少しでもチャンスを掴むためにできることや考え方が書かれているので参考になる部分はたくさんあると思います。
金運をあげるには、臨時収入に期待するのではなく自分のお金の使い方を知るということ。
浪費でなく、投資を繰り返せば必ず自分にリターンはやってくる。
対人運をあげるには、人との出会いを期待して待つのでなく、より多くの人と出会い、自分にとってプラスになる人が一人でも増えるようにすること。
運の良さというのは、ただ単に起こる偶然ではなく、努力によって確率を高める行動によってコントロールすることができる。
全ての努力が夢を叶えられるわけではないが、起こした行動が確実に現実を変化させることができる。
アクションに対してのみ反応は起こる。
そして最後に、占いが好きな人ならよくラッキーアイテムを見ているかもしれません。
本書で書かれているラッキーアイテムは少し違います。
ラッキーアイテムとは、自分のお気に入りのもの。
お気に入りの服を着れば、誰かに会いたくなる。
お気に入りの靴を履けば、外に出かけたくなる。
お気に入りのノートを買えば、何か書き込みたくなる。
自分の行動力に火をつけてくれるものにお金を使うというのが、一番手っ取り早い自己投資になるのかもしれませんね。
さ、今日から運も味方につけられるように行動していきましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
次回更新予定日4月12日