読書の記録

読んだ本について、ゆるーく書いていきます。

自分の中に毒を持て


こんにちは。

去年の今頃は自粛期間だったのかー。と考え、1年経つのって早いなとしみじみしている高田です。

(全く病んでいません)

あれよあれよという間に暑くなってくることを考えると夜しかぐっすり眠ることができません。

(全く意味がわからない)

 


さて、今日は岡本太郎さんの著書を紹介します。

 

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表紙がかなり、、、笑

 

ちなみに、岡本太郎さんのことを僕はこの本を読むまで知りませんでした。

ということで簡単に紹介します!

 

・芸術家であり、哲学者

・現東京藝術大学を卒業してからパリに留学

・「芸術は爆発だ」という名言の生みの親

(この紹介で分かった人は逆にすごい)

(適当でごめんなさい)

 

全く無知なので色々調べてみましたが、めちゃわかりやすい代表作でいうとあの「太陽の塔」を作った人物です。

パリへの留学中に唯一ピカソのアトリエに呼ばれるほどの実力があり、そこでアンチピカソを提唱し、ピカソを超えてやると意気込んでいたそうです。

お互いに惹かれるものがあり、切磋琢磨しあえる関係だったとか・・・。

(めちゃくちゃかっこいい)

パリでは芸術の他に民俗学も学んでいたそうで、独特な考え方はそういったところからも来ているのかも。


はじめに

「人生は積み重ねだと思っているようだ。僕は逆に、積み減らすべきだと思う。財産も知識も、蓄えれば蓄えるほど、かえって人間は自在さを失ってしまう」

(本書から引用)

この本は常識を破るためにということが書かれています。

普段の自分の思っていることの視点とはまた違う視点から物事を見ることができるようになる(かもしれない)一冊です。

そもそも常識ってなんなんだ。

誰がそんなことを決めたんだ。

ちょっと哲学っぽい内容にもなりますが、普段とは違う刺激を得られる一冊。

 

先に言っておきますが、今回の記事は要約はほとんどしていません。

ただの僕の感想文兼備忘録なのでここで読むのをやめてもらってもいいです。

(でも読んで欲しい気持ちは120%あります)

ただ、どんなことを感じたのかであったり、多少書いてある中身のことが気になる方はぜひ読んでみてください!!

(そしてその時間損をさせないように時間をかけてまとめさせていただきました)

 
ではさっそく、内容に入っていきます!

 
内容

本書の大きなテーマ。

自分にとっての本当の生き方とはなんなのか。

常識を打ち破る。タイトルでいう常識人間を捨てるとはどういうことなのか。

ここを追求すべく、本書は進行していきます。

 
挑戦して負けたもの、挑戦しなかったものには大きな違いがある。

挑戦したものには、再挑戦する資格がある。

負けた学びから次勝つための努力ができる。

でも、挑戦することから逃げてしまったものには、そこからの学びがない。

ステージを降りるということは、自分で自分の可能性を閉じるということになってしまう。

 


人生は自分との戦い。

つまらないものでも、自分が情熱をかけて打ち込めばそれが生き甲斐になる。

学校などの教育の中で、社会の枠にはめられて、いわゆる個性のない「みんなと同じ」が良いとされる世間の中で常識通りという言葉でがんじがらめにされてしまう。

これをいわゆる大人と呼ぶ。

自分のコンプレックスを隠す生き方、ある意味好奇心のない生き方で本当にいいのか。

そんなところもグサグサと刺してくる。

 

 本書の中身はこういった自分たちが普段考えていることとは違った視点から岡本太郎さんの意見が書かれています。

全部鵜呑みにする必要は全くないと思います。

ただ、こんな考え方の人もいるということ、生半可な経験ではないからこその視点があるということを本の中から感じ取ることができます。

 

今回は中身を書きすぎるのはナンセンス(というかできない)と思ったのでもう総括に入らせていただきます・・・笑

(決して手抜きではありません)

 

総括


命をかけて運命と対決する時、切実にぶつかるのは己自身。

己が最大の味方であり、また敵なのである。

これは表紙の裏に書いてある言葉です。

(控えめに言ってかなり痺れた)

 


結局、やるかやらないかを決めるのは自分自身であり、やると決めた時の最大の見方は自分。

いや、でも難しそうだし、失敗したらどうなるか、、、と囁いてくるのも自分。

どちらの自分を味方につけるのかというところはすごく考えさせられました。

(文で見ると明らかに前者じゃんって思う)

(決断することが難しいのは事実)

 
自分の考え方を変えるというのはとても難しいことだけど、物事の捉え方を変えるというのは意識するだけでもできると思っています。

(あくまでも個人の意見)

 
そういったところをグイグイと考えさせられる良い意味で衝撃的な本でした。

 


そしてやっぱりこういう人は、相当な時間を自分のために打ち込むことができている。

やった分だけアドバンテージを取れるというのは間違い無いのに、成果が出るまでの時差で諦めてしまう人が多いのも事実。

その時間をかけることができないからそもそもやらないを選択してしまう人がいることも事実。

もちろん、これが悪いこととは思わないし、自分がその選択をできているとも思えない。

ただ、本当にやり込む人はここまでやり込むという基準を自分の中で持つことは、ある意味モチベーションになるのかなと感じています。

結果が出る前に辞めてしまうから失敗。

出るまでやり続けたらそれが成功になる。

誰かが言ってたこんな言葉はある意味核心をついているなーとこの本を読みながら感じました。

 


自分の感性が低いので全部を言葉で表すことができないのが悔しいので、是非みなさん読んでみてください。笑

 
最後まで目を通していただき、ありがとうございました!

 


次回更新予定日5月2日

ゴールデンウィークなのでもしかしたら忘れてるかも・・・)