大人のための読書の全技術
こんにちは。
最近ものすごく一眼レフのカメラに興味が出てきてしまい、買おうか悩みに悩んでいる高田です。
(カメラの魅力について教えてください)
インスタでめちゃめちゃ綺麗な写真を撮っている人を見つけてしまったのが運の尽き・・・。
さて、今日は斉藤孝先生の著書「大人のための読書の全技術」を要約していきます。
はじめに
斉藤孝先生って?
・明治大学文学部教授
・東京大学法学部卒業
・今までに700冊以上の本を出版しているアウトプットのお化け
(盛大に褒めています)
全力脱力タイムズなどにも出演されている方です。
(最初はこんなすごい人だと思っていませんでした)
(本当にごめんなさい)
では、内容に入っていきます!
内容
この本はものすごーーーーく長い本なので、ここを押さえれば本を読む意味って何倍にも跳ね上がるなーと思ったところをピックアップしてご紹介します。
・本を読むことで、直接会うことのできない人物から学ぶことができる
例えば、ビルゲイツやスティーブ・ジョブズなどのような海外で活躍している人の本を読めば、その経歴や考え方を知ることができます。日本で言えば、GACKTやキンコン西野のような著名人の本も出ていますよね。
斉藤孝先生は「自分をデザインするやり方を先人に学ぶ」「強烈なモチベーションを保つ」ということを二つのポイントとして挙げています。
テレビやネットとは違い、読書で得られるものは「思考力」
テレビやネットで流れる情報は読書のような主体的な行動ではないから得られる情報は少ない。
(目的を持って調べることに関してはめちゃ良い行動だと思います)
ただ一つ注意したいこともあります。それが、「読書で得た知識を全て受け売りしないこと」
一人の意見として本を読み、自分の頭に落とし込んでいくことで、オリジナルの考え方ができると思っています。
ぼくは、師匠やメンターの意見を全部聞いて行動することはその人のレベルまではいけるけれど、それ以上は行くことができないと考えています。
(良い意見でも、自分の考え方に合わないものは切り捨ててます)
コラムとして
時間がないから本を読む
時間がないから本を読まない。
という人いますよね。ではその人たちはTwitterやサイトで何か調べることやだらだらとネットサーフィン(言い方悪くてごめんなさい)している時間はどのくらいあるのでしょうか?
おそらく、スマホを意味なくいじっている時間は膨大だと思います。
しかも、Twitterや何かのサイトで情報を得て、満足しているというのは僕はかなり危険な状態だと思います。
エビデンスのない情報をあたかも真実のようにインプットしてしまう危険性。間違った情報で自分の概念が固まってしまうと間違った方向に進んでしまう可能性は高くなる。
(情報化社会のデメリットはここ)
(不確かな情報が出回り過ぎている)
本は、著者がたくさんの時間を費やして書くもの。そこに編集者の意見やその他諸々の修正が加わり確かなものになっていく。
言い方は悪いが、嘘なんて書いたらバッシングの嵐でもうその人の本が店頭に並ぶことはないと思います。
それくらいの覚悟で世に出ている本から情報や知識を得ないということは、人間としての生きる価値を捨てているのと同じ。(これは斉藤孝先生の言葉)
本なんて読む時間ないし。ではなく、スマホいじってる、テレビぼーっと見てる数時間のうちの一時間、自分からファクトを獲る行動に変えてみてはどうでしょうか?
(ネットやSNSの使い方を見直すことが大事かも)
本を読むことによって、正しい情報なのか、それともズレた情報(あえて誤っているとは書きません)なのかを精査する能力を身につけることができます。
このためには、一冊を読んで満足するのではなく、同じジャンルを2.3冊と深く読んでいき、様々な情報から正しい情報を選び取れる力をつけることが思考力につながっていく。
例えば、食事は一日に一食がいいとか、オートファジーがいいとか、3食しっかりバランスよく食べるのがいいとか、いろんな意見が出ていますが、僕は結局自分に合ったものこそが一番だと思っています。
どれだけオートファジーがいいと言われても僕は必ず3食食べます。笑
内容に戻ります。
・本を選ぶための技術
自分らしく生きなさいという人は多くいますが、皆さんは本当に自分らしさをわかっているでしょうか?
(僕はまだまだわかっていません)
これがわかっていないうちから「自分らしく」しようとすると、好きなだけ寝る、仕事はやめて楽しいことだけする、好きなことはやり、嫌いなことや嫌なことはやらないという現象が起こる可能性は高くなります。
自分らしく=わがままに結びついてしまうことが起こりかねないと斎藤先生は記述しています。
そのために、本を読み、人としてどう生きていくのか指針となる人を見つけるという意味でも読書の重要性は高まってきます。
(リアルの人付き合いでメンターがいることが一番なのかなとは思っています)
(しかし、知識は多いに限る)
(けれど、情報を精査できない人は頭でっかちになる)
本を読むことは、知識を入れることに加え、概念を入れることにもつながります。
人の意見に聞く耳を持てない人の大半は自分が正しいと思い、マウントをとりにいてしまっている。
なんか、前にも似たようなこと書いたけど、ディベートではなくミーティングが大事だなと最近つくづく思います。
自分の中で凝り固まっている固定概念を自分で崩すことができるから、他者の意見を聞き入れやすくなり、情報を精査して自分に落とし込むことができるようになる。
そのためのトレーニングに読書を活用するのも一つかなと思っています。
総括
本書の締めくくりには、スティーブ・ジョブズの有名な「点と点」についてのスピーチで終わっています。
点をつなぐという行為は、将来に向けてできるものではなく、今行なっているものを未来の自分が振り返ったときにこそ繋がるものだから自分を信じて進むしかない。
という有名なスピーチがあります。
(スーパーざっくり書いてます)
本を読むことで一つの点を作り、この先の未来でいま得た知識を活用できる時が来るかもしれません。
そこから発想を得ることができるかもしれません。
ただ、この点を作る行為をしていなければそれはできないこと。
本以外にも、映画でも、美術でも、音楽でも、日常で触れるものでヒントを得ることもできるかもしれません。
僕は本が合っていると思っているだけです。
強要するつもりはありません。
しかし、誰かが少しでも本に興味を持ってくれたらこうして記事を書いている意味があるなと思っています。
長くなり書ききれなかったところですが、本を読むためのルールを作ること、速読と精読の違いは何なのかということなど、まだまだ勉強になるところが多い本です。
役に立つか立たないかなんてわからない。これこそが読書の凄味。
ぜひ、一読してみて下さい。
この本はかなりのボリュームがあったので要約しても長くなってしまいました、、笑
まだ何者でもない自分の記事を最後まで読んでくれた方々。
ありがとうございます。
今後もよろしくお願い致します。
次回更新予定日2月21日