読書の記録

読んだ本について、ゆるーく書いていきます。

センスは知識からはじまる

こんにちは。

年始1回目の練習で盛大に足をつってしまい、それから週に2回はトレッドミルでランニングをするようになった高田です。

(いまだに週一でバスケにしがみついています)

 

さて今日は、

センスのあるないって何で決まるのか。

ぶっちゃけ自分はセンスはもともと備わっているものでうまくできる人とうまくできない人で分かれていると思っていました。

今日紹介する一冊は、センスってなんなのか、どうやってセンスを磨くことができるのか。

そんなことが書かれている一冊になっております。

自分の考え方や捉え方を変えるのにぴったりな一冊ですのでぜひ覗いていってください!

 

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はじめに

著者の水野学とは何者なのか?!

・クリエイティブコンサルタント グッドデザインカンパニーを創設

・美術教師から「美術の面白さ」を教わりデザイナーを目指す

・自ら企画運営するブランド『THE』では、世の中の定番を新たに生み出し、定番と呼ばれる モノの基準値を引き上げていくことを目指しクリエイティブディレクションを担当する。

 

いわゆるセンスの塊と思われるような人でございます。

そんな人がセンスについて書いているなら、是非一度は読んでみたいって思いますよね?!

ではでは、そんな時間ねえよって人のために要約していきます!

 

内容


まずはじめに書かれていることが、斬新なものを生み出してもそれが普及するには時間がかかるということ。

 
例えばスマホ

発売された初代のiPhoneは2007年

(これはアメリカ国内向けだったので認知度は低かった)

この時点で使っていた人たちはイノベーターと呼ばれる革新的な少数派。

続いて2008年。

(ここから日本でも発売)

この時点で使いはじめた人は流行に敏感で新しいものを好むアーリーアダプター

次に平均よりもちょっと新しいものが好きな多数派のアーリーマジョリティが使いはじめ、この時にヒットとなる。

そして、みんな使ってるから自分も使おうといったレイトマジョリティも加わる。

(みんなにつられて反応する多数派)

こうして、スマホは普及していった。

 
いや、まてよ。でもまだスマホじゃなくてガラケーを使っている人もいるぞ。

そんな人たちは保守的な人たちで、ラガードと呼ばれます。

(遅滞者という意味らしい)

言い方は悪いが、「ガラケーが使い慣れているから」と言って、スマホで何ができるか知ろうともせず、スマホ批判をするような人たちです。

(年配の方なら仕方ないという意見もあると思いますが、これからさらに高齢化していく日本で中心となる人口が保守的な考えだと日本の未来は明るくないということは示唆されています)

 
とはいえ、ここで知って欲しいのはそこではなく、普及するまでにはタイムラグが起こるということ。

 
・マネーティングの落とし穴

よく言われる市場調査。

これに頼ってしまうとことは、2つの落とし穴があります。

一つ目は、自分は何がいいと思い、何が作りたいのか、自分で考えることができなくなってしまう。

二つ目は、「調査結果で決めた」となることで責任が曖昧になってしまうこと。

 
市場調査では、真新しいものにはほとんど誰もいい評価をしないから、何かに似ているものや使い方に票が集まるため革新的なものはできにくいというものも挙げられる。

だからセンスのあるものを作るってめちゃくちゃ難しい。

 
例えば、スティーブ・ジョブズは自分が欲しいと思うものを作り爆発的なヒットもしたし、全く売れないものも作っていた。けれど、本人が欲しいと思うものを追求して作り続けたから今市場に出ているアップル製品が誕生している。誰もがセンスがいいと思うものが出回っている。

 
センスがいいからたちまち大ヒットというのはない。

(ここがタイムラグが起こるということにつながる)

(見たことも聞いたこともないことには誰しも抵抗がある)

 

センスを磨くには、あらゆることに気がつく几帳面さ、人が見ていないところに気がつける観察力が必要。

能力がある限られた人にしかできないことだから難しいのではなく、本当に簡単なことを「重要」と捉えて日々実践して繰り返すことだから難しい。

 

ここまでが一般的に「センスがいい」、「才能があるからできる」で片付けられていること。

ここからは、本書に書いてある誰でもセンスを磨くことができるということについて書き出していきます。

 
センスを良くしたいなら、知識を得るしかない。

センスのいい文章を書きたいなら、言葉を知ること。

道をきれいにする仕事なら、どんな道が綺麗な道なのか知っておく必要があるということ。

便利さを提供する仕事なら、便利とは何かを知っておくこと。

センス=ひらめきならば、まずは「誰もが見たことのあるもの」という知識を持っておかなければならない。

そして、知識を蓄え、過去の事例から学び、一歩先の未来を予測してサービスを作る。

知識に基づいて予測することがセンスだと著者は考えている。

これがずーっと先の未来だと、人は逆に不安感を感じてしまいどれだけいいものでも買ってくれなくなる。

 
知識は紙、センスは絵のようなもの

 
わからないのはセンスがないせいではなく、わからないのはセンスを磨く努力をしなかったせい。

例えば何かのデザインなどの仕事を任された時に、センスがないから、、と言って他の人に任すようではチャンスをものにはできない。

まずはデザイン系の本を読んでみる、書体やロゴの本を読んで前知識を入れてみる。

というところがスタート。

わからないことを知る努力。

これが仕事のセンスを磨く第一歩になると筆者は語っています。

 
センスを磨こうと思った時に、好き嫌いで物事を判断しない。

好き嫌いとは、客観情報と対極にある。

(かなーり私情が入ってしまう)

 
好き嫌いでの会話が生まれると、その人の知識の中でしか会話が成立しなくなる。この手触りがいいという意見は、その人が1番手に取ったことがあるものなだけで、世間が求めているものは違う質のものかもしれない。

趣味嗜好で考えると、結論も下せず、時間もかかるようになってしまう。

 
誰がどんな時に、どんな場所で使うのか設定する。

ここがブレてしまうともはやその商品のヒットは無くなる可能性がある。

 
センスがないのではなく、センスを活用できていないだけ。

誰の中にもセンスはある。

知ってるか知ってないか、やってるかやってないかが左右しているだけ。

「センスがないから、、」で済ませるのは今日で終わり。

まずは調べてみる。やってみる。

 

総括

「センスは知識から始まる」というタイトル通り、今回はセンスを得るまたは磨くためには知識を得ることが最優先ということが書かれている本について要約させていただきました。

最近、僕と話す機会が多い人は僕がよく言っている「やり続けることが大事」というところはここにつながってくると思います。

やってないのに「できない」「嫌い」で済ませること、毛嫌うことをするのは一番自分の可能性を裏切ってしまう行為になるのかもしれません。

(とはいえ、僕の音痴と画力のなさはどうにもならない)

やり込むことには時間と気力をかなり使うから、自分の得意不得意を見極め、戦えるステージで技を出すということは勝つために一番大事な技術だと思っています。

 

結局何が言いたいかって、やらずしてできないではなく、まずはやってみる。

やっていないのにできない言い訳はしないことが大事かなと思っています。

できなかったらその時はそこ伸ばすことに時間を使うのか、別の場所や角度からアプローチをかけるのか。

自己分析は常にして自分にフィードバックする。

こうしたことの繰り返しが自己成長につながるのかなーと思っています。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

次回更新予定日1月24日

 

 

学校の当たり前をやめた

 

こんにちは。

大阪では雪がちらつくだけでも珍しいということを聞いて、帰省の時にひたすら雪が積もっている写真を撮り見せびらかしている今日この頃です。

(都会に出ても割と田舎に良さを感じる)

さて、今日は教員を目指している人、目指していた人、目指そうか迷っている人に是非読んでもらいたい本を紹介します。

「学校の当たり前をやめた」

 

 

はじめに

この本は工藤勇一さんが書いた本です。

高校、中学と色んな所で教員、校長を務めている方です。

先に言っておきますが、この方はかなり革新的で、保守的な人が多い(そうならざるを得ない)教員の世界では珍しいタイプの人物です。

現在教員をしている方たちが読んでも面白い本だと思っております。

 

さて、この方がいる学校では、今まで当たり前に僕たちが取り組んできたものがありません。

なんだと思いますか?

 

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それは、

・宿題

・定期試験

・固定担任制の廃止

・頭髪服装検査を行わない

というもの。

 

なんでこんなに革新的なことをしてるのか。

それは学校がどんな場所なのかという目的が少し他者と違うから。

(原点に立ち返っていると著者は捉えています)

時代の変化に乗り遅れていると思われがちな学校教育の当たり前を一つずつ変えていき、子供の成長を感じる喜びを各所に散りばめている一冊です。

  

内容

学校は、勉強をするための場所?

いやいや、その先を見据えた社会の中でよりよく生きていけるようにするための場所。

(謳うのは簡単だが実際そこにフォーカスすることは難しい)

 

そのためには自分で考えて、自分で判断して、自分で決定して、自分で行動を起こせる「自律」を身につけさせていく必要がある。

(律するの方ね)

 

教員の取り組み、言葉で子どもの起こせるアクションは変わってくると言うことが本書では書かれています。

おそらく、僕の記事を見てくれる人の中には教員をしている人、教員志望の人が比較的多いので理解できる部分も多いかと思います。

 

このことを本書で具体的に挙げている部分として、学校でよくある「みんな仲良くしなさい」という言葉。

例えばこれが、コミュニケーションを取ることが苦手な生徒からするとどう思うのか?

例えば、仲良くしたいと思っていてもその場に入れない子からすればどうなのか?

教員(指導者)の言葉に対応できない子どもはそのステージに立つことができないから遅れていってしまう。

そして、集団生活である学校ではそういった少し遅れてしまっている生徒に手厚く指導はできないし、むしろそのステージにこれない生徒は悪として扱われることが多いのが現実。

工藤先生は、「人と仲良くしなさい」ではなく、「人と仲良くすることは難しいこと」を教えるのが先だと伝えている。

(実際、大人になっても付き合える友人や親友と呼べる人はせいぜい2.3人)

(関係性を築く難しさを教えられなくて、指導者の立場にはなれない)

 

 

コラムとして

僕は今、発達障害のある子どもと日々関わらせていただいています。

やっぱり健常の子(定形発達と呼ばれる)と比べると、できないことや遅れていること、まだまだ知らないことがたくさんあるため、それが通常学級でハンデとして扱われることも理解できます。

ただ、グレーと呼ばれる子はそんな中でも健常の子と一緒に生活することが多く、理解されなかった場合は教員から問題児扱いされるか、特に目立たずに大人しい(殻にこもっている)から逆に問題のない子と評価されてしまっているケースも実際にあります。

そういった子への理解があるだけでも、教員としての幅はもちろん、人としての幅は広がると今は考えています。

これから教員を目指す人は良い授業を作ることだけを目的とするのではなく

(これは教師の自己満)

本当に生徒の本質を見抜ける人材を目指すことが一番なのではないかと思います。

(一応教員も目指してますので)

生きづらいと思ってしまう要因は、周りから理解されないということ。

一見すると普通の子に見えてしまう発達障害のある子について理解を深めるというのは表面上の道徳教育をするよりもよっぽど勉強になると思います。

そういった生きづらさを抱えている子が通常学級にもいるということを教員の方々は考える必要があり、そこに適した指導ができてこその「合理的配慮」だと思います。

(勝手に思い込んでいます)

 

 

さ、内容に戻ります。笑

教育現場だけでなく、社会でもよくみられる現象の一つに、手段の目的化というものがあります。

簡単に言うと、目的が不明確になりすぎて取り組むことが目的になってしまっている状態です。

自分も含め、目標を設定するということが苦手という人は多いのではないでしょうか?

形ばかりの新年の目標を3学期の頭に書いて、一週間もすれば頭からもう抜けているという経験は誰しもがしたことあるはずです。

(僕だけだったら全力で謝ります)

 

何が言いたいかって、従来の学校生活ではことあるごとに目標を書きすぎて、それがただの作業になってしまっていると思うんです。

その結果、本当の意味での目標設定ができないということや、目標が決まらないからなんといなく毎日をこなしているというのが見て取れます。実際、自分はバスケがあったからよかったものの、打ち込むものがなければ毎日なにをしていたか想像もできません。

(情熱を注げるものはスポーツ以外にもあるということはわかっています)

(決して帰宅部の人を馬鹿にしているわけではありません)

 

「目標←目的←手段」 

一番に目標を立てないと、そこから逆算して目標を達成するためにやるべきことは見つけることができないと思います。

長くなりましたが、これが手段の目的化が起こってしまう要因なのではないかと

僕は考えています。

※目標は夢、目的は何のためにor目標への道筋、手段は達成するためにするべきことと考えてもらうとわかりやすかかなと思います。

 

総括

 当たり前を見直すことことこそ、意識を改革することや、周りの環境を改革することの第一歩ということが丁寧に書かれている本書。

決まり事や、今までそうだったからという固定概念の中にいては柔軟な考えや発言はできなくなってしまいます。

変化の激しい時代の今だからこそ、保守的な考えだけでなく、革新的な考えも持てる人になりたいと切実に感じることができました。

 

そして、本書を読んで改めて僕と同年代で教壇に立っている人を本当に尊敬しています。

また、大学を卒業して春から先生をしようと思っている人たちも先輩後輩に関係なく尊敬しています。

僕は、大卒ですぐ先生になっても何も伝えられないと思って経験を積むことを優先したからです。

ただ、結局言えるとこは、どの道に進んだとしてもどれだけ自分に付加価値をつけられるかということ。

付加価値をつけるためには、自分にできる+αを身につける。

そのためには勉強することと、経験を積むことしかない。

点を作って線につなげる作業を繰り返していくしかない!!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

今回の本は学校関係者だとより参考になる部分が多い本だと思います。

他業種を知るという観点では、皆様にお勧めできる一冊ですのでぜひ読んでみてください。

次回更新予定日1月17日

 

 

 

自動的に夢がかなっていく ブレイン・プログラミング

 

あけましておめでとうございます。

今年も自分の経験を積むために時間とお金を使おうと企んでいます。

そして、その一歩としてブログも続けていきますので暇な時に読んでください!

 

今日は更新が遅くなり申し訳ないです、、。

(この記事は天気の子を見ながら更新しています。笑)

内容はしっかり書けている(と思います)ので時間がある方は最後まで目を通してもらえると嬉しいです(^^)

 

さて、今回は脳を上手に騙して悩みを解決する方法と謳われている「ブレイン・プログラミング」を紹介致します。

 

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はじめに

著者はアランとバーバラ。

この2人が人生最大の危機におちいったとき、二人が危機を脱出するために頼ったものこそが脳科学でした。
どうすればこの苦境を乗りこえて、成功への道を切りひらくことができるのか。
最新の脳科学を学んだ二人が見つけ出したのは、危機をチャンスに変えるため、脳をプログラミングしなおす方法。
脳には、自分でプログラミングできるシステムがあり、これをうまく操作すれば、人生は驚くほど思いどおりになる。
 (本当にそんなことができるのかと思ってる)
本書では、著者夫妻が自らの体験をベースにユーモアたっぷりに語りつくし、人生を望みのままに形づくる技を伝授するものとなっています。

(あらすじから抜粋)

 

※ちなみに、著者のバーバラ・ピーズは世界一受けたい授業にも出演していた経歴があります。

(調べてみるとこの本が出た時とほぼ同時期)

(そうとう注目されていたことが分かりますね・・・)

 

内容

本書で重要な部分を3つにまとめます。

1.RAS機能

2.やりたいことを明確にする

3.紙に目標を書き出す

 

 

RAS機能とは!?

RASの働きは大きく分けて二つあります。

・人間が生きていくために心臓を動かしたり、呼吸を行うこと

・意識レベルの働き

 

人間が生きていくために必要な働きという部分はわかっていることだと思いますので省きます。

(呼吸の仕方がわからない人は挙手してください)

そこよりも意識レベルの働きとはなんぞやというところが大きな疑問だと思います。

これは、簡単にいうとガヤガヤしている空間の中でも自分の名前が呼ばれるとそれを脳が識別して聞き取ることができるというものです。

(自分は神戸のumieで遠くから名前を呼ばれたことに気づいた経験があります)

(あれはこの能力のおかげだったのかも、なーんて)

 

このようにRASの注目すべき機能は、その時に気になっている話題や自分の名前などを拾うことができるということ。

この機能を利用して目標を脳にインプットすることができれば、あとは勝手にその目標に向かって動いていくことができるというわけです。

(目標に関連したキーワードや情報が脳にたくさん入ってきて、気づかないうちに引き寄せていってくれているということ)

 

この時に重要となってくるものが「アフォメーション」というもの。

これは、目標や目指しているものを自分にしっかりと言い聞かす行動のことを言います。

自分自身に対する肯定的な宣言という意味で、「自分は今ハッピーだ」「夢に向かって走れている」「僕はお金持ちだ」といったふうに自分自身に肯定的な宣言をすることで潜在意識を動かしにいく行動です。

 

こうして自分自身を肯定し、明確な目標を自分に落とし込むことができれば、、RASが必要な情報を精査してくれるといったカラクリです。

 

やりたいことを明確にするには!?

(やりたいことを大事にするという表現の方が正しいかも)

どうすれば達成できるかだけにフォーカスしてしまうと、できない理由に対して諦めようと思ってしまう。

(始める前に諦めてしまうことにつながる)

やりたいことがなんなのか明確にすることに時間を使う。

自分がやりたいことが重要

方法は後から見つけることができる

(目標が決まった時点から逆算が始まる)

 

紙に目標を書き出す

手書きで書くことによってRASは活性化させることができるそうで、手書きで目標を書くことを本書では推奨されています。

RASから刺激を受けた潜在意識が、目標達成に向けた働きをしやすくなるそうだ。

 

この時に、期限を細かく、具体的に決めるとより現実味を帯びて良いとされている。

例えば、3年後までに300万貯めるという目標を立てたとします。

(わかりやすくね)

こうすると、一年では100万貯めるように、半年で50万、1ヶ月で約8万貯めることができるようにと具体的に逆算することができるようになります。

 

目標への道のりを曖昧にせず、ここを具体的にし、行動を起こせるようにすることが大切です。

(目標はどれだけ大きくてもいい)

(それを達成するためにどう動けばいいのかにアンテナを張れるようになる)

 

この3つは今すぐにでも取り掛かることができるポイント。

 

まとめ

脳をいい意味で騙して、自分の目標達成に近づくための方法を紹介させていただきました。

他人から笑われるような夢や目標でもとにかく立ててみる。

どんな生活をしたいのか、どこに住みたいのか、貯金はいくらあって、年収はどれくらい欲しいのか。

細かく立ててみて、そこに向けた逆算を始めましょう!

(僕はノートに書き込みましたっ)

 

自分自身を信頼することが大切。

自分の人生、夢みないと損でしょ。

 

難しい内容でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!!

(脳のことを知るのも面白いかもって記事を書きながら思いました)

(迷走してる)

次回更新予定日1月10日

 

 

チーズはどこへ消えた?

 

今年最後の記事になります。

書きはじめて一ヶ月くらい経ちました。

いろいろ連絡してくれる方もいて感謝しております。

 

さ、今日は1時間で読めて、10年間役に立つと言われている本を紹介します。

 

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チーズはどこへ消えた?

 

この本は、ザックリ要点をまとめると、

➀現状に満足してはいけない。

➁変化を恐れてはいけない。

➂感覚を研ぎ、常にアンテナを貼り続ける。

の3つに分けることができます。

 

内容

この物語では、チーズが隠された迷路を舞台に、2匹のネズミ「スニッフ」と「スカリー」、2人の小人「ヘム」と「ホー」がチーズを探していきます。チーズは「私たちが人生で求めているもの」をイメージしてしていただけるといいかと思います。

迷路は「チーズを追い求める場所」を表しています。

たとえば、迷路は地域社会会社などといった自分の周りの環境とイメージするとわかりやすいかも。

 

2匹のネズミと2人の小人は、それぞれが毎日迷路を駆け巡り、ある日大量のチーズが置かれているチーズステーションCを発見します。

2匹のネズミには、あたまを使う能力がありません。そのため毎朝、今までの家から走ってやってきます。それに対して、2人の小人は賢いため、チーズステーションCの近くに引っ越したり、わざわざ早起きせず、お昼に起きてゆっくりチーズステーションCに向かったりするようになります。

ある時、チーズステーションCのチーズがなくなってしまいます。

突然なくなったわけではなく、毎日2匹のネズミと2人の小人がお腹いっぱいチーズを食べていたため、少しずつ減っていってしまったのです。

(現状に甘んじて、チーズを食べると減ってしまうということに気づかなかった)

チーズがなくなってからの行動は、ネズミと小人で大きく違いました。

ネズミは、前の生活に戻ったかのように、また朝から迷路を駆け巡り、新たなチーズを見つけだそうとします。

(行動力おばけ)

小人たちはというと、「チーズはどこへ消えた?」「こんなことがあっていいわけはない!」と叫び、きっと今日はチーズがもとに戻っているに違いないと思いながら、チーズステーションCに向かっては、チーズがないことを確認するような日々が続きます。

(何もせずに不満言いがちなタイプ)

チーズが手に入らない日々が続くなか、小人のホーは新しいチーズを探すべく、チーズステーションCから離れることを決意します。

成功が約束されているわけではないため、本当にチーズステーションCから離れるべきか迷っていました。

それでもホーは、「人生は進んでいく。ぼくらも進まなくてはならない」とヘムに言い残し、迷路へと駆け出したのです。

(変化することを選んだってことだね)

 

みなさんはヘムとホー、どちらに似ていると思いましたか?

それともスニッフ、スカリーのように深く考えず行動をするタイプでしょうか?

 

いきなり新しいプロジェクトを任されたときに、「これはできない」と思って辞退して変わるチャンスを見逃すのか、「失敗してみてもいいからやってみる」と新しいことに飛び込むのか。

どちらにするべきか、文章にするとこんな簡単なことと思うかもしれませんが、それでもなかなか行動に移せるものではありませんよね。

 

そんなとき、「もし自分がこの迷路にいて、突然チーズがなくなったかのように感じたら、誰のように行動すべきか?」と考えてみれば、自分の取るべき行動がわかってくるはずです。

 

そしてそして、この物語には続きがあります。

 

ホーは、新しいチーズを探していく中で、「たとえ新しいチーズが見つかっていなくても、今までのチーズステーションCにとどまっている生活よりはるかにいい気持ちになれる」ことに気がつきます。

(変化を求める中で成長を感じる事ができている)

ホーは迷路を駆け巡りながら、気づいたことを壁に記録していき、とうとう新しいチーズステーションを発見するのです。

(成功や目標にたどり着く事ができた!!)

 

 最後にホーは、自分が学んだことを次のようにまとめました。

変化は起きる

変化を予期せよ

変化を探知せよ

変化にすばやく適応せよ

変わろう

変化を楽しもう!

進んですばやく変わり再びそれを楽しもう

(まるっきり本書からくり抜いています。笑)

 

というのが、話の内容となっています。

ちなみに、最後にヘムのことは特に書かれていません。笑

 

※チーズはどこに消えた?の後の物語を書いてある「迷路の外には何がある?」の中でその後のヘムとホーについて書かれています!

 
チーズはどこへ消えた?」は3章構成になっています。

・今の自分はどうしているか(学生?達の近況報告からスタート」)

・物語について(ここが、あらすじの部分)

・この物語を読んでどう思ったか話し合う(学生?達がこの物語の感想を言い合っている)

 

本の中に、実際に物語を読んでどのように心境が変化するのか討論している章があるので、わかりやすく、他の自己啓発本とは違った書き方になっています。

 

総括 

この本は「いま、自分達が具体的に何をするべきか」を教えてくれる一発逆転の一冊ではありません。

(逆にそういうのがあるなら教えて欲しいが・・・)

 

ただ、環境や状況に合わせて柔軟に対応をすることの大切さや変化することを怖がってはいけないということを教えてくれる一冊だと感じる事ができます。

(現在に満足しているならいいと思う)

(不満巻き散らかして何もしないのは違うよねって話)

 

変化というのは、特別なことではなく、すべての人の周りで起こりうるものです

今後の人生を生きていく上での行動の指針を与えてくれる、まさに良本だと感じることができます。

変化に対応できない=時代においていかれてしまう。

スマホ、インターネットの普及で僕たちのライフスタイルが大きく変わってしまったように。

 

変わりたいなら意識ではなく行動から変えていく。

これは僕が社会人になって本を読み始めてから一番意識していることです。

やったもん勝ちなら「やらない」なんて選択はない。

自分にとってプラスになると思うことなら迷わず飛び込んでみる。

 

 

という事でまとめさせていただき、終わりにします。 

 

あらすじも簡単に書いてしまったので長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!

次回更新予定日1月3日

(年始なので更新できなかったらごめんね・・・)

 

 

天才を殺す凡人

 

今年も残り10日程度となってきましたねー。

皆さんはもう年末年始の予定は立てることができているでしょうか?

自分は全く立てることができていなくて、とりあえず大掃除をいつやろうか考えながら記事を書いていました。

(邪念の塊です)

(誤字脱字あったら殴ってください) 

異例の年末ですが、あまりハメを外しすぎず楽しい年越しにしたいところですね。

 

さて、今日紹介したい本はこちら。

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 そうとう物騒なこと書いてますね。

一体どんな内容なのかすごく気になるインパクトの強いタイトルの本です。

というわけで、さっそく内容に触れていきます。

 

内容

主軸としては、天才秀才凡人と、人を大きく3つに属性分けしそれぞれがどういった役割を持ってビジネスを動かしていくのかを学べる一冊となっています。

 

主人公は社長(天才)に憧れてそこの会社に入った一般人(凡人)

ビジネスがうまくいっていた時代から一変して社長の打ち出す案は失敗が続いてしまう。

そんな中で、社長を後退させようとする他者(秀才)の動きが描かれてきます。

そこで、社長を助けたいがどうしたらいいかわからない主人公のもとに渋谷にあるハチ公の犬が動き出し、アドバイスを始めます。

(こう書くと、なんとも奇妙な展開・・・)

ハチ公の助言を聞き、動き出す主人公の成長が描かれつつ、天才、秀才、凡人のそれぞれの能力とパワーバランスが解説されています。

 

ストーリー性のある話でテンポよく読み進めることができるのでおすすめです!

読み終わった後は、自分がどの属性に入るのか考えを巡らせてみるのもいいですね!

(属性はもっと細かく紹介されています)

 

 内容の中で特に学びになった部分を紹介!+自分的解釈も混ぜていきます!

 

 

・価値とは何か

これは単純に希少価値の高いこと。

例えば、ルイヴィトンは、価値が高い。

値段だけでなく、持っている人が少ないから。

これはルイヴィトンのマーケットがアウトレット商品を出さないからできること。

みんながルイヴィトンを持つ時代が来たら、それはルイヴィトンの価値が下がっているということ。

人で言えば、他者よりも優れた知識や技術などをどれだけ持っているかでその人の価値を見出すことができる。

 

 
・人生は配られたカードで勝負するしかない

ああなれたら、、こうなれたら、、と考えるのは時間の無駄。

(思ったところで持っているものは変わらないからね)

自分の持っているものをどうやって最大限に生かすかを考える時間を作る。

ないものねだりをして勝負をせずに人生を終えるのか、負けたとしても自分の武器で勝負できる人になるのか。

負けたとしても、自分に配られたカードを世の中に出して勝負することで、過去最高の自分に出会える。

これは、才能を磨くことができるから。

 

つまり、、、

 

挑むから負けを経験する!挑み続けるから勝つことができる!

(いいこと言ってない、、?)

結局、試さないと何も始まらない。

やり続けた人だけが次のレベルに上がることができる。

(シュート率上げたい人が何もせずにテレビ見て寝てたら何もかわらないのと同じ)

(意識ではなく行動を変える)

  

総括

天才を殺す凡人。

最初にこのタイトルを見たときには、凡人でも天才に勝つことができるとか、凡人と言われる人たちでも、天才のように成功することができる。ということが書いてある内容かとぶっちゃけ思ってました。

実際は、共感性の中でしか生きることのできない大多数の凡人が、創造性の中で生きている天才のアイデアを殺してしまっているということだった。

 

この理由は、99.9%コミュニケーションの断絶によるもの。天才は想像力は凄まじいけれど、コミュニケーションは苦手と本書では記されています。

(頭の中に描いたものを言葉にできないらしい)

(得意不得意は誰にでもある)

だから、意見の相違が生まれたり、ロジカルな人の前では論破されてしまうから、必然的にコミュニケーションが取れなくなってしまうと。

 

自分の言葉にすると、

天才は想像力があり、それが理解してもらえた時は爆発的にヒットする。

人々には流行というものがあるが、その瞬間の流行というのは、共感性の高い凡人が作っている。もちろん、スタートはそれを考え出した天才で、そこに多くの共感が集まった時に流行になる。

ファッションで言うと、芸能人や、アイドルなどの影響力の高い人が紹介したものが流行りやすいが、一年もすれば時代遅れになる。これは、一般にいる人たち(凡人)がこれいい!と思えるものは変わりやすいし、少数派よりも多数派の意見が採用されるから。

人は、飽きてしまう生き物だから天才のアイデアを一時はいいものと捉えても、飽きてしまうと悪いものと捉えてしまう。このことに気づけていない人が多い。

 
飽きに気付けている時はいいが、自分が何かに飽きていることに気づいていない時は注意が必要。

脳の思考が停止した状態になってしまう。

 


そして、本書の最後に記されている部分で書かれていることは誰の中にも天才はいるということ。

しかし、日本の教育のカリキュラム上、発想力はロジックで固められ、柔軟な発想は次第にできなくなってしまう。

良いアイデアを思いついた時、メモして、一日おいて見返した時にあまり良くないように感じるのは、感覚的に良いと感じていたものが、冷静になって論理的に見ると良くないように感じたり、周りに批判(共感)されないのではという考えから、一歩踏み出せなくなってしまうのもこれが原因。

 

 本書の中では、自分がどの系統に当てはまるのか自己分析することができます。

天才、秀才、凡人の3つをベースにしてタイプがより細かく派生しているので自分がどのタイプに近いのか、どの役割を目指せばうまくいきそうか当てはめてみるのも面白いと思います!
読んでみて、自分が目指したいと思ったものは、最強の実行者かな〜。

(凡人と秀才の中間)

(かっこよく書いてあるけど要は共感能力7、論理的思考2、創造性1って感じの割合)

論理的思考も持ちつつ、他者への共感も忘れない。自分はアイデアマンじゃないから、そういう方向に進むのがベストかも。

と感じました。

 
種類は他にもたくさんあるから気になった人は是非一読して自己分析してみてください!!

 

といった感じで、ぶっちゃけ面白いけど内容は難しいです。

こうやって文にしてみても意味わからんこと書いてんなーって自分でも思ってしまいます。

(自分の読解力と語彙力のなさが記事を書くことで浮き彫りになりました)

(冗談抜きでわかりにくいけどごめんね)

それでもここまで読んでくれた皆さん、ありがとうございます。

だいたい一つの記事に2000〜3000文字は描けるようになってきました。

少しづつライティング、文の構成スキルはついてきているのかなーと感じています。

 

また更新しますのでよろしくお願いしまーすっ。

次は年内最後の投稿になる予定です!

忘れていたらごめんなさいっ。

次回更新予定日12月28日

 

 

革命のファンファーレ

 

12月も中旬になり、クリスマスムードが漂ってきていますね〜。

寒さも厳しくなってますが、しっかり厚着をして体調を崩さないようにしましょう!

(自分はどんな厚着をすればいいのか毎年困ってしまいます)

(誰か教えてください。笑)

 

 さー、今回はキングコング西野の出しているベストセラー「革命のファンファーレ」について書いていきます。

 

はじめに

社会人になってからめちゃめちゃファンになりました。

ブログ始めよう。

なんか取り組めることやろう。

って思えるきっかけになったのは、完全にキンコン西野の影響を受けているからです。笑

 

本書は、えんとつ町のプペルの制作を題材にして書かれている本。

えんとつ町のプペルとは、キングコング西野亮廣が制作している絵本)

その中で、

お金とは?

現在における広告の仕方とは?

といったところが本書で解説されています。

 

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内容

スマホやインターネットが普及した今の時代は情報革命が起こっているというところから始まります。

(そのおかげで真実もデマも嫌というほどあります)

そして、この時代の変化に乗り遅れてしまった人、または変化しようと思えない人はこれから出てくる新しい技術や仕事の在り方に遅れていってしまうというところを強調しています。

簡単にいうなら、これからはもう一昔前の常識は通用しない。

副業も、兼業も、転職も当たり前。一つに絞ることは、自分の可能性を自分で殺してしまっている。

死ぬまで一つの会社で勤め上げるという常識も公務員が安定という時代もどんどん遅れていくことになります。

(実際、公務員の給料は下がり始めている)

時代の波に乗るためには、ファクトを獲る能力を身につける必要がある。

先ほども書いたように、一つの会社で勤め上げる事が当たり前だったところから、キャリアアップのための転職は当たり前になってきています。

(めんどくさいからやめるのは違うと思いますが…)

そういっ時代の変化が起きていることを前提に、これからどうやってお金を稼いでいくのか、そもそもお金の価値ってなんなのかといったところを詳しく書いている本です。

(これを西野が行っている絵本制作と関連して書いてくれているわけです)

(控えめにいって、とてもわかりやすい一冊です)

 

内容が濃すぎて長くなってしまうで、この本の大きなタイトルとなっている部分を抜粋します。


・お金の正体とは?

信用を数値化したもの。

例えば、魚を100匹売りさばけば、周囲からは「魚を100匹も売った信用のできる人」という「信用証明書」がもらえる。これで自分の欲しいものと信用証明書を交換することができ、ここから売買というものが始まった。

この信用証明書こそが、「お金」だ。(本書から引用。)

 

仕事で例えるとわかりやすいかと思いますが、例えば毎月もらえる給料は決まっていますよね。

これは、月の労働に対する対価だとは思いますが、考え方を変えると月の生活は会社が保証してくれているわけですね。

では、給料をあげたいと思った時にどうするのが早いか考えてみましょう。

(ここはわかりやすく副業はなしでね)

ここで挙げられるのが 受け取る仕事を増やすことや、資格を取ることですね。

会社から信用を得ることができれば、自ずとその対価つまり自分の価値というものが上がることにつながります。

(ここの考えなく、給料を上げてほしいと嘆くことはナンセンス)

(自分の能力に見合った物しか受け取ることはできない)

 

ここで覚えていてほしいのが、楽して稼ぐという概念はないのかなーと僕は思っています。

この理由については敵を作ることになるので個人的に聞いてきてくれたら教えます。笑

 

 

本書のもう一つのテーマについて書いていきまーす。
クラウドファンディングとは?

最近聞くことも増えてきたワードだけど、クラウドファンディングってなんや?って思う人もいると思うし、やるやらないは別としてここを抑えてないと話がごちゃごちゃになるので書かせてもらいます!!

クラウドファンディングとは、信用をお金化するための装置。

信用のない人間が、クラウドファンディングを立ち上げてもお金が集まらない。

今まで貯めてきた信用貯金が、クラウドファンディングでの支援という形で自分に戻ってくる。

 
ここの2点はしっかりと抑えておきたいポイント。

 
ちなみに、好感度が高いことと、信用があることは必ずしも比例していない。

(本書では認知と人気で表現されている)


では信用を勝ち取るためにはどうするのか?

ボランティアや、人助け、単純に荷物を持ってあげるとか、なんでもできることはある。

ただ、著者の見解で大事なことは、「嘘をつかない」こと。

 
嘘をつかないためには、嘘をつかなくてもいい環境に自分の身を置いておくようにする。

(僕は嘘つきまくりです)

(ていうのも嘘です。ごめんなさい)

 
今の時代は、信用があるかないかで動き方が大きく変わってくるくらい「信用」がモノを言う時代だと本書で書かれています。

まさにその通りで、西野の立ち上げるプロジェクトはほぼほぼ成功している。

信頼+戦略。お金持ちよりも信頼持ち

単純に考えると、お金あるからできる人付き合いに友情ないし信頼関係なんてあるわけないよね。

無一文になっても周りにいてくれる、助けてくれる人を大事にするべきで、

そこでもらった恩を

その人が困ったときに返す事ができるように行動するしかない。

(考え方がすごい)

 


中盤からは、お金のことに加え、広告についても触れられています。

(いわゆるマーケティング

 
お金は、学校の授業では習わない部分であり、一番大事なのにここの話をするのはいやらしいと思われがちで、みんな避けてしまう。

日本ではタブーな話題)

しかし、このお金のことを深く理解しておかないと、生き抜いていくことはできない。

(2022年から家庭科の授業で資産運用について導入するっていうのはほんとだろうか)

 
現代では、インターネットの普及で、人とのつながりはできるようになった。

直接会わなくても、連絡を取り合えるように。

その反面、インターネットが破壊してきたものもある。それが、「物理的制約

簡単に言うと、オンラインショップで購入する機会が増えた今、店舗はどんどん減ってきているということ。

今の時代、データとして商品をいつまでも展示していられるネットショップに、売れないモノをどんどん入れ替える必要のある実店舗では勝ち目がないらしい。

考えれば確かにそうだ。

どこで買っても変わらないなら、楽に買える手段や、

気に入った店員さんから買いたいに決まっている。

そこで宣伝できなかったら、置いていかれるのは素人の僕にも理解する事ができた。

でもこういった考えができる人がなかなかいないことも現状。

 
SNSでは、自分自身、身内だけで広告をするのではなく、違う環境の人たちにも広告をさせることが大事。

作品の知名度を上げるためには、身内よりも外にいる人たちが広めやすいような話題を作る必要がある。

身内だけでシェアしていても、それは結局身内の人にしか広告ができない。

西野は、ここでクラウドファンディングをはじめ、広く他者に広告していった。

 (とにかく戦略がすごい)

 

ここからは西野のマインドで参考になった部分を紹介いたします!
・努力ってなんだ?

 
「努力すれば」とみんな言うけど、努力しても届かないこともある。

しかしこれは、成功した人の「努力」に対する熱量や概念にその人は届いていないということ。

シビアな話にはなりますが、努力量が足りてない努力は努力ではない。

この努力は正しいのか?と疑うことをサボり、全く関係のないことを続けてしまう努力も努力とは呼べない。

実行→修正のプロセスを妥協しないように、常に自分を見直すことが大切。

正しい努力をできるように自分のことを疑う。

イチローも努力と思った時点で努力ではないといっているように自分の考え方を変えないといけない)

 

 行動するために必要なのは勇気ではない。

必要なのは、情報

大人になって、一人で電車に乗れるようになったのは勇気が出たからではなく、電車の乗り方という情報を手に入れたから。

アクションを起こしたいけど、一歩踏み出せない時はその事柄についてまずは情報を持てるように調べることが重要だ。

ポジティブシンキングではなくロジカルシンキング

(ここが僕にとっても一番大事。ビビリすぎて行動ができない)

(なら、勉強するしかないってことか!!)

 

総括 

日本では、

変わろうとしているものは叩かれる

新しいことを始めようとすると叩かれる

誰もやっていないことをやろうとすれば、「できるわけない」で片づけられる。

 

そんな逆境の中を歩いてきた西野の考え方や戦略の立て方といったところは、ビジネス以外のところでも役に立つことは多いと思います。

 

僕も自分の感性を上げるために美術館に行ったり、今まで行かなかったところにも行くようになりました。

(遊んでいるわけではない)

運気上昇のために、定期的に神社にも行くようになりました。

(決して洗脳されている訳ではありません)

なりたい自分に最短でなるためにはなりふりかまっていられない。

好きなことだけやっていられない。

自己成長の為のお金と時間を惜しみなく使う。

その上で、常に自分とフィードバックし合う。

アホなことしてんなーって思う人は思えばいい。

笑いたい人は笑ってればいい。

自分の感情が高まるものを見つける。

それは、人とは違うもの。

誰が見てるかはわからないけど文字化することで、考えがまとまってきたよ。

自分はここから突っ走ります!!

 

まだまだクソガキな自分ですが、誰かのモチベーションになれたら嬉しいです。

最後まで目を通していただき、ありがとうございました!!

次回更新予定日12月20日

 

 

夢をかなえるゾウ

 

3回目の投稿です。

12月に入りましたねー。

そろそろやり残しに気づいて焦り始めそうな時期です。

コロナも猛威を振るってますが、一年の最後に悔いのないようにしましょう!

 

さ、今回は夢をかなえるゾウについて書かせていただきます。

ご存知だと思いますが、大昔にドラマ化もされている本になります。

(自分は完全に自己啓発本だと思っていませんでした)

(本当に人生損していたと思ってる)

 

紹介

現在1〜4まで発売されているストーリー型の自己啓発書。

内容はどこにでもいるような人物の主人公が、ガネーシャという神様から課題形式で成功のための秘訣を教えてもらうというものがベース。

巻ごとに、お笑いについての題材であったり、ビジネス(商売)が題材となっているものもあり、飽きの来ない作品となっています。

 
そして、この「課題」は読むだけでなく、実際に実行することも可能なので、ぜひ一緒に行いながら意識改革していきましょう!!

(と言いつつも自分はやったりやらなかったりです・・・ごめんなさい)

 

今回は、夢をかなえるゾウの中でも最新刊にして、過去作と比べて最も長編の4巻についてまとめていきます。

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内容


物語は、主人公が余命宣告されるところから始まります。

残り3ヶ月の命と知り、絶望の淵に立つ主人公の元に、神様のガネーシャがやってきます。

そして、残される遺族のためにお金をできるだけ多く残したいという主人公の夢を叶えるべく、ガネーシャから出される課題をこなしていく日々が始まります。

この課題がまた面白いものばかり。

その瞬間は何の意味があるんだ?と思ってしまうぶっ飛んだものがほとんど。

そんな日々の中で成長していく主人公。

残り時間が迫る緊迫感と、家族に対する思いの中で進んでいくストーリー。

笑える場面も、泣けてくる場面もある内容となっております。

(わりと感動するよ)

 

そんなガネーシャの教えの中で、特に勉強になった部分を抜粋させていただきます。

 
【特に勉強になった部分】

・夢の手放し方

 

夢は、キラキラして叶えることがすごいという考え方が浸透しているが、実際はポジティブなことばかりではない。

だから、

成功することが正義という考えを忘れる。

夢を叶えるということのネガティブな要素としては、今の自分を否定してしまうところにある。これで成功を収めた人はいいが、できなかった人は、自分を否定し、追い込んでしまうことになる。成功できることは数少ないので、多くの人がここで挫折してしまう。

夢の手放し方を知るということは、自分の気持ちをフラットにするために大事。

 

手放し方を知るためには???


「夢は全て叶うことはない」ということを念頭におく。

エジソンも、モナリザを描いたダヴィンチも、ウォルトディズニーもその他の偉人と言われる人たちも夢半ばでこの世を去った。

夢を叶え切ろうと思うと、底なし沼にハマってしまう。その前に、「今まで叶えてきた夢を思い出してみる」ことが大事。

普通に学校に行き、仕事をして、家族と過ごす、友達と過ごす時間があることがどれだけ大事なのかを思い返してみる。

 

夢は、人に託すことが大事

 自分の後ろにいる人たちが、きっと自分の叶えられなかった夢を叶えてくれると思う事ができれば、叶えられなかった夢に足を引っ張られることはない。

気持ち的にもすごく楽になると思う。

(実際自分はこのガネーシャの考えに共感する事ができた。)

 


・他者の欠点を受け入れる姿勢を持つ

方法として…

「見る場所を変える」

欠点に焦点を当ててしまうから、その人全体が悪く見えてしまう。長所にも目を向けるようにしてみる

 
「相手の背景を想像する」

相手にも赤ちゃんだった頃があり、今まで成長してきた環境がある。そういった生活してきた背景を考えることができたら、否定ではなく、尊重する気持ちを持つことができる。

この人がこんな発言や態度になってしまうのはなぜだろう?

あ、今までこういった環境で育ったのか。この人に責任はないな。的な。

こう考えてみると、冷静になれるし、客観的に解釈する事ができる。

ある意味相手のことを認める事ができる。

(むかつく口調でしか話すことができない人にもそういった過去がある)

(周りの環境や自分が関わってきた人たちの大切さを痛感できるね)

 
「他人に完璧さを求めている自分に気づく」

人を嫌ったり、人の行動にイライラしてしまうのは、他人に完璧さを求めてしまっているから。

 怒りの感情や、落ち込んでしまうのは相手に期待してしまうから。

こうなるだろう、こうしてくれるだろう、こう言ってくれるだろう。

というのは、全部自分のエゴということに気づかなければならない。


完璧な状態を許せることが、本当の意味で完璧。

と、ガネーシャ先生はおっしゃっています。

 

総括

夢をかなえるゾウ4は、死と夢について書かれている一冊です。

誰にでも直面する時がある死というものと、夢を叶えるとはどういうことなのか、はたまた夢を手放さなければならない時とはどういう時なのかといったことをテーマにして書かれています。

夢を追いかけるだけに必死で、自分を苦しめるのも良くない。

夢を追いかけて成功したものが、今すぐ夢を追って成功しましょうと説いているのを鵜呑みにするのも良くない。

これは、夢=欲望と考えることができ、一つの夢を叶えるともっと大きな夢を描くようになり、最終的に自分のキャパを超えて自滅してしまうということが典型的な例としてあるからです。

(夢を持ち続けるのは必要。けど、それだけを追いかけたり、それだけに囚われるのはよくないよという事) 

 

ガネーシャの課題を通して得られるものは、金銭的な成功や、社会的地位の確立だけではありません。

読んでみて思うことは、本当の成功とは、過去の自分よりもいい自分になること。つまり、「人格形成」の部分。

 

どれだけお金を持っていようと豪遊する。

地位が高くなった途端、人を見下す。

 

これでは、本当の成功とは呼べないし、いつか必ず身の回りには人がいなくなる。助けて欲しい時に助けてくれる人はいなくなってしまう。

 
本当の成功とは、助けたい人を助けられるだけの力を身につけること。

(まさに人格形成の部分)

助けてくれる仲間が近くにいることだと、この本を読んで感じることができました。


シリーズごとにとても綺麗な終わり方をするので、自己啓発ではなく小説という観点で読むのもいいと思います。

読みやすいのでこれから読書を始めたいという方にとてもおすすめの一冊です。

ぜひ読んでみてください!!

(夢をかなえるゾウ1〜3はKindle Unlimitedにて、読み放題となっております。自分はそこで3巻まで読みました)

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

リクエスト、要望、感想、ご意見などお待ちしています(^^)

次回更新予定日12月14日